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不登校生のための学校、岐阜市立草潤中学校

中学校に通えない/通いたくないとお悩みの方へニュースです。不登校生のための学校、岐阜市立草潤(そうじゅん)中学校が岐阜市で来春、令和3年4月に開校します。

私も学生時代は毎日の登校が苦手だったため、どんな学校だろうとホームページを見てみました。学校説明会が12月にあるのでまだ間に合いますよ。

草潤中学校は東海地区初の公立不登校特例校

岐阜市立草潤中学校は東海地区で初めての公立不登校特例校です。聞きなれない不登校特例校とは文部科学省のサイトによると、不登校児童生徒に配慮した教育課程の学校とのこと。まさに不登校生のための学校です。制度は平成17年からスタートしています。

現在、特例校の指定を受けているのは全国で16校。内訳は公立学校7校、私立学校9校です。今回の草潤中学校は「公立」のため、「私立」と比べて学費の心配がいりません。

ちなみにほかの公立の特例校 は東京都八王子市、東京都福生市、京都市(2校)、奈良県大和郡山市にあります。

登校回数がえらべる

草潤中学校は登校スタイルを3つの中から選べます。
①オンライン家庭学習がメイン。登校は2週間に一度(学習相談のため)
②オンライン家庭学習を週3日。登校は週に2日ほど(登校曜日をえらべる)
③毎日登校する

選択できる自由があるのはいいですね。また、校舎マップを見ると過ごしやすくする工夫が見えます。個別学習の部屋、談話室、相談室など。教室の名前も森、川、海とのびのびした響きです。

学校説明会
2020年12月12日(土曜日)に2回目の学校説明会があります。(1回目は終了済み)詳しくは下記の岐阜市ホームページをご確認ください。

テレビニュースによると「岐阜市に転居して入学したい」という声もあるほど人気のようです。

地元地区は大歓迎

草潤中学校は統廃合のための旧徹明(てつめい)小学校の跡地を利用。大きなグラウンドもあり風が吹き抜け気持がよさそうな場所です。地元地区では学校の再会を大歓迎。共に子どもの成長を見守りたいと現在はペンキ塗りを協力しているようです。

これから始まる学校のためすべてが手探り、学校側は生徒と一緒に一から創っていきたいという活気にあふれています。地域住民の愛情も注がれる学校。

いろんな形の学校が増えて子どもが伸びやかに過ごせると、世の中も楽しくなるのでは。不登校でお悩みの子どもや周りの方へ参考になりますように。

参照サイト:岐阜市公式ホームページ、文部科学省特例校サイト

草潤中学校について詳しくはこちら

文部科学省による特例校のサイトはこちらです

地元新聞での記事です

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