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高齢者の運動指導&介護予防の運動指導ってどのようにしたらいいの?

どうも!

パーソナルトレーナーの島袋です。

私のプロフィールに関してはこちらをご参考にしてください👇


1.資格は取ったけど・・・


一生懸命パーソナルトレーナーの資格を取る為に勉強して

やっとの思いで取得出来てこれから頑張ろう!!


はたまた大学や専門学校で専門知識などで資格取得し、卒業して現場で思いっきり活動しよう!!

と思っていたのはいいものの


・資格勉強したことが、全然活かしきれない・・・

・資格勉強したこととなんか違う・・・・




そんな風に感じたことはありませんか?


基本、資格で学んだことと、実際の現場は違うものです。

なぜなら

資格取得する為の勉強だったから!!!

資格の勉強は現場で活かすための勉強ではないから!!!


残念ながらそれが現実です・・・・・。


私も大学を卒業後すぐに「健康運動指導士」の試験を受け合格し、

介護予防運動指導をする職場に就職しましたが

資格勉強したことはほぼ役に立ちませんでした。

なので気持ちはよく分かります。


1.立位、椅子、座位(マット)それぞれで出来る運動

指導者になって高齢者の運動指導でありがちなのが

高齢者の身体の状態を知らないことです。

若いと難なく座ったり立ったりできますが高齢者の場合だと

・地べたに座れない
・マットであぐらをかくと辛い
・腕が挙げにくい(バンザイしづらい)
・立っていると脚がだるくなる、脚がしびれる

などの身体の問題があったりします。

もし!、あなたが持っている指導の引き出しのネタが

座位(マット)で行うストレッチや筋トレしかなければ


地べたであぐらがかけない高齢者はあなたのレッスンに参加したくても出来ないということになります。

ここであなたに問われるのは

①.そのままマットで行う筋トレやストレッチだけのネタでレッスンする
②.マット以外でも出来る運動方法を勉強・調べて新しいネタでレッスンする

この2択になります。

さすがに『①』を選ぶ人はいないかと・・・・。

マットだけでなく、

「立位で出来る運動指導」「椅子に座って出来る運動指導」のネタが必要になります。

それが参加者にとって 「親切」 な指導者になれます。


特に高齢者の場合だと椅子で出来る運動を教えられると重宝されます!!

私も参加者からたくさんの感謝の言葉を何度も頂きました!!

こんなに私の身体に合わせて教えてくれる教室に参加したことがないと(^_-)-☆


動画は実際に私が今でも介護予防でやっているストレッチ種目の1部です。

どうぞご参考までに👇


2.ウェイトマシンだけの拷問のような案内


スポーツクラブで勤務していてもそれは同様です。

私も一時期ですが、大手のスポーツクラブ(日本のスポーツクラブのトップ3の売り上げに入る企業)にパートで勤務していましたが


基本、ジムエリアでの案内は若者であろうが高齢者であろうが

「ウェイトマシン」へのご案内でした。

マシンの方が安全性は高いですが、高齢者によってはマシンでの運動はきついという方もいます。

ここで言うきついというのはプレートの重さととかではなく

シートやパッドの位置調整やスタートのポジションの姿勢です。

腕の力や握力が落ちていたり、筋の柔軟性が落ちていると

なかなか上記のことが難しい場合があります。


そんな状態の身体でもマシンで筋トレさせようと案内するスタッフは山ほどいます。

お客様からしたらただの拷問です・・・・・。

大手のスポーツクラブですらこのような状況が蔓延、常態化してます。

最終的にはプールへ案内です。

お客様はきっと離れますね。


なぜ『自重で出来る運動』『椅子で出来る運動』を紹介しない!?


当時、スポーツクラブで勤務していた頃に、低体力の高齢者の対応が誰もスタッフが案内出来なかったので、私が行い今までとは違う層のファン(リピーター)を多く獲得しました!!!

スポーツクラブに所属していて、今後独立を考えている方は

何も機材がなくても出来る『運動』を勉強した方がいいです。

ハード面がそろっているから出来ることなので、独立したらそんなものは無いと想定して動いた方が

あなたの運動指導のスキル向上に繋がります。

3.椅子の運動は骨盤を意識しやすい


10年近く高齢者の運動指導をしていて

あくまでも個人的な見解ではありますが

高齢者は『椅子で出来る運動』が指導しやすいです。

何故かというと・・・・





骨盤の前傾・後傾が意識しやすいからです!!!


勉強している人はお分かりかと思いますが

ストレッチや筋トレでは筋肉の起始・停止の関係上

・骨盤を前傾した方が良い種目
・骨盤を後傾した方が良い種目

があります。

普段座っている時間が長いから、立位での運動でも構わないですが

立位だと

足部、下腿部、大腿部と骨盤は地面からだいぶ離れています。

よっぽどのことがない限り、骨盤の前傾後傾を意識して運動するのは高齢者にとっては難しいです。

正直、若い人でも難しかったりします。

ですが『椅子に座る』だけで

骨盤がダイレクトに椅子に接地するので

骨盤を意識しやすくなります。

椅子を使って骨盤を意識しやすくすることで

ストレッチや筋トレの効果は飛躍的に上がります。

スクワットとかも私は椅子でまずは教えてます。

その方が参加者も動きやすい、そして立ち座りしやすいと好評を受けます。

一部動画で紹介します👇

https://youtu.be/_5vLcjGpao0


スクワットで腰が丸まらないようにだとか、伝えても全然治らないという参加者いらっしゃると思います。

椅子を使うと案外簡単に治りますよ!!!

身体のことを知る、そして創意工夫して種目を考える。

この内容はセミナーとか会社の研修では私は習ってないです。

自分で勉強して、参加者に試して、また修正して指導のネタが出来てます。


まぁ~あまり教えたくない内容ではあります(笑)


4.最後に


介護予防の運動指導のお勉強をしたい、もっと知りたいという方は

勉強用の動画を販売してます。

画像をタップしたら購入サイトに移動します。

【内容】
・椅子の座り立ちが出来ない、やりづらい原因は何なのか??
・椅子の座り立ちで見るポイントとは?
・筋肉だけではなく、腱や骨(関節)に対してのアプローチを紹介

動画(youtube限定動画)なので、好きな時間に何回も繰り返して勉強出来ます。

特に動画が観れる期限は設けてません。

金額も破格です。

高齢者の運動指導をしたことない指導者でも優しく解説しているので安心です。

ご興味ある方は是非購入してください。

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