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日々育児 貨物列車にどっぷりはまっている息子

8月3日 こんにちは!育児酷暑中のshimaikuです。暑い日が続いてますね。水分補給忘れずに、熱中症に気をつけましょう。息子の夏休みがはじまって、出かけるのにも暑いしコロナだし、どうしたものかと悩む日々です。


最近、息子が貨物列車にはまっている。

電車のテレビ、はたまた絵本がキッカケかもしれないが、貨物列車が大好きだ。

家の窓からは、電車が見えるのだけれども、貨物列車の音を聞くなり窓辺に走っていく、というのが息子の日課になっている。

金太郎という、電気機関車がお気に入りだ。可愛らしい金太郎の絵が描いてある、赤とグレーの車体。パンタグラフは、下枠交差型が主についている。ちなみに、桃太郎という青とグレーの電気機関車もあるのだが、こちらは西日本を主に走っているらしく、こちらでは見る事ができない。息子も、本当は青い車体の方が好きらしいから、残念だ。

EH500「金太郎(3次車)」
2000年3月に登場した最大車長25m、整備重量134.4tの日本最大の巨大機関車です。重い貨車を確実に引っ張れるよう車輪の全部にモーターが付いている8軸駆動方式を採用し、2車体で1両の2車体永久連結が特徴です。EH500が運行している本州隅田川駅から北海道五稜郭駅は直流、交流区間、青函トンネル等、条件が違うため通常機関車の交換が3回必要ですが、EH500は交換無しで本州、北海道間の運行ができます。また、南は幡生操車場ー福岡貨物ターミナル駅間でも運行されており、全国幅広い区間で活躍しています。EH500は試作機、1、2号機、3〜9号機、10号機以降でスタイルの違いがあります。(2014年11月現在)
プラレールいっぱいつなごう金太郎&貨車セット より抜粋しています。

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夫と息子が、なんとかカメラに買い物に行った時に、貨物列車の豪華セットのようなプラレールを見つけてしまったらしい。夫から写真が送られてきて「これは、やばい。私も欲しい」と思った。その時は、何とか買わずに帰ってきた。(↓開封後なので、列車がちょっとズレています)

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なんとかカメラから、私の元にポイントの有効期限が切れるとのハガキが届いていた。すっかり忘れていたから、わざわざお知らせしてくれる事に、非常に感謝した。確か、2年間利用しないとポイントが失効する。ほぼ2年間も利用していないのに!教えてくれるとは!本当に、有難いサービスだと思う。結構ポイントが残っていたので、息子に金太郎を買ってあげようと思った。

息子と2人で、なんとかカメラに出かける事にした。

息子は、ちょっとビビりな所がある。私の性質を受け継いでいる気がするが。貨物列車が好きなのに、本物が近くを通過した時の警笛の音やガダガタ揺れる音を、とても恐れている。

高架下を歩いていた時に、不意にプォーンと大きな音の警笛を鳴らした貨物列車が凄いスピードで通過した。私も、その大きな音にびっくりして、心臓がぎゅーっとなったが、息子は、あまりに驚きすぎて、逃げるように駆け出してしまった。「危ないよ、走らないで!大丈夫だから」危うく道路に飛び出す所だった。

それ以来、息子は電車に乗れなくなってしまった。なぜならば、電車のホームには、貨物列車が通過するから。困った事に、ホームを走り去る貨物列車の音が、やっぱり恐ろしいらしい。(JRなど、基本的に地上を走る電車の事を電車と呼ばせて頂きます)

最近は、エスカレーターも、怖がって乗れなくなってしまっていたし、ひまわりが怖いと言って、ひまわりが咲いている道を避けている。どうしたんだろう?


何とかカメラまで、電車だと目的地まで直ぐなのに、地下鉄で行きたいと言われてしまった。地下鉄の方が時間も電車賃もかかる。私には、何ひとつ利点はないが、息子に合わせる事にした。地下鉄は、貨物列車が走らないので、息子は乗る事が出来る。


地下鉄。それは、地下にある。当たり前だ。

地下にあるという事は、階段やエスカレーターが多いという事だ。そして、息子は、エスカレーターに乗れない。エレベーターが近くにあればよいが、ない時は、階段で行ったり来たり。この猛暑の中、干からびる。

エレベーターを駆使して歩いて、何とか、なんとかカメラに着いた。

目的の貨物列車を見つけて、息子はご満悦。思っていたより、大きい!これ持って、また階段を行ったり来たり?息子も頑張っていて、疲れたとか、歩けないとか言わずにいる。私も、もう少し頑張るか。

「ピーしてもらいにいこう!」息子は、すぐさま会計へと私を誘う。会計の時に、店員さんが、隈無くしげしげと箱をひっくり返したりして確認している。破損してるのかな?傷とか?何だろう?と、気になって見ていた。店員さんが口を開く、

「こちら、単2の少し大きめの乾電池が必要になりますが、大丈夫ですか?お付けしますか?」

ん?乾電池?何の事かピンとこずに聞いていて、時間差で事態を把握した。プラレールには、乾電池を入れて動く動力車があり、動力車が他の車両を引っ張る。動力車がないと、乾電池がないと自動で走らない。そうか!店員さんは、乾電池の確認をしていてくれたんだ!乾電池が必要とか、全く考えてなかったから、店員さんの機転の良さに感心した。さすが!プロですな。「ありがとうございます!乾電池もお願いします」

乾電池がなかったのなら、プラレールのはやぶさに貨物列車をひかせるかところだった。もしくは、暑さと階段昇降で疲れ果てて帰って来たのに、また乾電池を買いに出かけなければならない所だった。息子と険悪な雰囲気になる所だった。本当に、ありがとうございます!とてもとても感謝した。店員さんは、親子の仲も救ってくれた。ポイントカードのハガキとか、店員さんの気遣いとか、こういう気の利いたサービスが、長い間利用され続ける所以なのだろう。

息子は「ゆめがかなった。ありがとう!」とても喜んでくれている。「ぼくだけの かもつなんだよ。ほら、かいてある」息子が言った。確かに、プラレールの箱には、みんなの夢をつなぐ、とか、いっぱいつなげてキミだけの貨物列車を走らせよう!!とか書いてあった。

「たまに、ママにもかしてあげるね」

暑い暑い毎日。

この貨物列車で、何とか夏休みを乗り切って欲しい。

息子だけの貨物列車を存分に走らせて欲しい。

そして、電車に乗れて、エスカレーターに乗れる日が来る事を、

母は願っている。

ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!