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なぜ、全員を「さん」付けで呼び敬語を使うのか?


 役職・年齢に関係なく、全員を「さん」付けで呼び敬語を使う。

「鮪のシマハラ」組織ルールの一つです。社長の私も例外ではなく、全員を「さん」付けで呼び敬語使ってコミュニケーションをとります。

 なぜでしょうか。それは役職者や上司に圧倒的権限を与えるからです。「鮪のシマハラ」では、上司は指示する人であり評価する人です。従って、部下は指示を全うする人であり評価される人です。ピラミッド型組織である以上、これは絶対であると考えています。

 厳しい言い方をすれば、部下は上司の指示を選択できないということになります。正しいかどうかは分かりませんが、「鮪のシマハラ」ではそうです。職場でよくある「その仕事意味ありますか?」という部下からの問いに対する答えは「それを決めるのは君ではなく、上司か会社である。」しかありません。

 上司と部下は友だちではありません。私たちは、挑戦を繰り返し生き残ることが求められる組織です。市場から完全結果で評価される法人組織なのです。「鮪のシマハラ」では上司と部下の位置関係をはっきりさせることから逃げません。

 位置関係がはっきりしている組織では、指示は100%明確でないといけません。完全結果の状態です。つまり期限と状態をはっきりさせる必要があります。そして結果のみが評価の対象です。経過は関係ありません。

 部下も評価されることに対してネガティブな感情を持つ必要はありません。指示に対して、結果がどうであったかのみが問われます。未達成の場合、不足分を補う行動を考えそれを約束する。この繰り返しです。これのみが企業と個人を成長させます。

 ただこのような組織では、勘違いする上司が現れます。「俺の方が偉い」と勘違いする人間です。上司と部下の位置関係をはっきりさせていますが、それはあくまで組織内、仕事上でのことです。たまたま位置関係が上司、役職者、社歴がながい。それだけのことです。お互い仕事をして報酬をもらうプロ(社会人)です。社会人としてはイーブンであることを忘れてはいけません。

 勘違い上司を生み出してはいけません。「鮪のシマハラ」では、全員「さん」付けで呼び敬語を使います。同じ職場で働く仲間へのリスペクトでもあります。このルールに従えないスタッフは、仲間に対するリスペクトがない。つまり、この組織にいたくないとの意思表示であると判断せざるを得ません。徹底すべきルールなのです。

 「鮪のシマハラ」では、パワハラなど起きるはずがありません。なぜなら完全結果で指示がなされ、結果でのみ評価されるからです。未達成であった部下には、結果に対する不足分を補う行動を約束してもらうだけです。結果にたいしての説教や激励は必要ありません。

 未達成の部下に対する私の返答もいつも同じです。「そうですか。それで次はどうしますか。」これだけです。ねっ。説教なんて必要ないでしょう。そもそも他人を説教できるほど偉くもないんですよ。ビジネスライクに淡々と「鮪のシマハラ」です。


 

 



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