個人的に読んで欲しい&読みやすい 太宰治作品リスト

日本語が読める全ての少女たちへ!
タイトルクリックで青空文庫(著作権切れの本が無料で読めるサイト)に飛びます!

『女生徒』 この中だと少し長め 当時の女学生の一人称視点で綴られる日常。本当に単なる日常の中の1日。でも描かれていることは現在の少女である私達と何ら変わりは無い。
最後の一文を声に出して、眠りにつこう。

燈籠』 短くて読みやすい。太宰治の描く女特有の「想う余り魔が差してしまった」が強く出ている、というかそれがテーマの作品。


皮膚と心』 読みやすい(重くないという意味で)太宰にしては珍しく、今の価値観でも理想的で幸せな夫婦の話。私は皮膚と心の旦那みたいな男と結婚したいワケ。


きりぎりす』こっちは皮膚と心と違って、理想の旦那って感じではないんだけど、至極タイプな旦那が出てくる。
(私のタイプ:メガネ イケメン 細い 長い 白い 頭が良い 胡散臭い 裏切りそう 冷や汗をかく 好奇心旺盛 よく喋る 社交性が高い 片手で文庫本を持つのが似合う 商魂たくましい
強い執着 メガネ 博識  語彙が豊富 強い恋愛感情 生活能力が無い 性別不詳 中性的)


饗応夫人』 短くて読みやすい!こちらは使用人の女性視点で進む「奥さま」の話。
初めの方の文を引用させて頂きます
「奥さまは、もとからお客に何かと世話を焼き、ごちそうするのが好きなほうでしたが、いいえ、でも、奥さまの場合、お客をすきというよりは、お客におびえている、とでも言いたいくらいで、」
と、言ったふうに女性が客をもてなす時の慌ただしさ気苦労ある種の洗脳感が描かれた作品。


千代女』 これも『女生徒』と同じく当時の女学生の一人称視点で進むお話。学生時代の才能と、その才能を見た大人の様々な反応。「才能を育てましょう」「自分の言うことを聞いて書けば」「娘を食い物にするな」……等


』 すっっっごく恥ずかしい話。短いんだけど、共感性羞恥が酷くて読み進められない。こんなに、こんなに、恥ずかしくなる話を、よく書きましたね。こんな、明文化して、いいんだ〜うぇーーーーー



以上 いずれ個別のノートを書きたいものばかり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?