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取材note、はじめました。

「こういうメディアをやろうと思うから、繭子さん、そこで書かない?」
とてもライトに、でもそれがすごく自分以上のことだって私は知っていた、だからやりきろうと決めた。

私はまだとても「ライター」と呼べるほどの仕事はしてないけど、その話を頂いてすぐ「ライター」の名刺を作り、ライターと名乗り始め、アポを取り始めた。

このメディアをやり遂げることで私はライターになるんだと思った。そして、そのチャンスが突然どうどうところがってきたのだ。掴まなくてどうする。実力不足を嘆いても始まらない。

そのメディアはまだ完成していないけど、日々誰かの話を聞きに行く取材が始まった。
取材のやり方も業界のルールもわからないし、文章力も、写真力もないけど、やるといったらやるしかないでしょう、という気持ちと不安が毎日交互に押し寄せる。まだメディアも存在していない、ライターと呼ぶには経験もない私に時間を割き、お話を聞かせてくださる皆様。書いた記事を確認してもらう際に「こんな風に書いてもらえてうれしい」と言われたときにああ、自分の書いたものが誰かに喜んでもらえるなんて…自分のために書いていたものが、いつの間にか無意識に、取材させてもらった方のことを思っていた。

記事として書くものと、自分の気持ちは必ずしもぴったり重なるものではないと思っていて、それはできるだけ多くの人に読んでほしいとか、まだ私という個人のフィルターを強くするほど私を押し出せるのかわからないとか、取材対象の方が話してくださったことをできるだけニュートラルに届けたい、というところに起因している。

だから個人的な感想とか、多くの人にわかってもらえなくてもいいけど忘れたくない自分の心がゆれたこととかを残しておこうと思ってnoteに書いてみる。今日はすでに9/10、取材はすでに8人終わっているから後追いだけど、書いてみるよ。(noteって過去日で記事かけないのね!!)

写真は小豆島の大好きなパラダイス、居酒屋「なぎさ」。

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