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普通の日が特別な日に変わる

365日のうち、誰にでも特別な日がいくつかあるだろう。
家族や自分の誕生日やアニバーサリーや命日や、カレンダーに書かずともその日が近づけばソワソワしたりワクワクしたり準備に勤しんだりする。

夫と出会ってから9月のとある日が特別な日になった。彼の誕生日だが、それまで私にとってはこの日は”普通の日”という位置付けであり、何十年も何事もなくすぎて行った日。そんな普通の日がある年から突然スペシャルな1日になるなんて、よくよく考えるとすごい。
結婚してからはプロポーズされた日、結婚した日、がそれまでは”普通だった日”から特別な日に変わった。

これらは例えば母親の誕生日とは違う種類の特別な日だ。
言えば、私が意識してその日を特別な日と定めた、ということ。夫を選ばなければ、プロポーズを受けなければ、これらの特別な日は今でも普通の日だったのだ。

そう考えると、特別な日というのはなかなかに特別である。
そんな特別な日は人生のいろいろなタイミングやチャンスやリスクやラッキーなんかがうまいこと絡み合ってやっとこ出来上がる。出来上がらない可能性だってあったのに、出来上がったその日は特別以外の何であろう。

365日のいくつが特別な日なのかな、と考えると両手に収まるほどだと思う。私たちには子供がいないので、例えば赤ちゃんが初めて歩いたとか喋ったとかの記念日もないし、幸いどちらの両親も元気なので追悼の日もない。

両親と弟、私と夫の誕生日、あとは婚約と結婚記念日、それだけ。クリスマスや正月などの祝日を除けばたった365日のうち7日だけ。

それだけしかなかった特別な日が2年前から4日増えた。

当然私が愛してやまないアルフィーさん関連なのだが(笑ってはいけない)、世間の”推し”を持つみなさんも私のように特別な日が他の人より多いのだろう。愛する対象がいると特別な日が増える。

今日4月15日は坂崎さんの、そして17日は高見沢さんの68歳の誕生日だ。

The ALFEE ファンじゃない人には普通の日だけれど、私たちにとっては一年に一度の特別な日。
まさか自分が家族でもない赤の他人の68歳のバースデーをどう祝おうかと真剣に考える日が来るなど、かつての自分には予想もつかなかったことだが、特別な日というのは本当に素晴らしい。特別な日が出来てよかった!

好きな人の健康と幸せを心から願い、また素晴らしい一年になりますようにとカードを書いたりケーキを作ったりする、そんな特別な日は自分の幸せも健康もこれからの素晴らしい一年を思う喜びも増やしてくれる。そんな日が少ないよりは多い方が絶対に良い。

更には私以外にもその日をお祝いする人がたくさんいることをSNSで見れるのも特別だ。赤の他人の誕生日を祝う幸せと喜びを、赤の他人のみなさんとシェアする・・・ちょっと考えるとそれがどんなに普通ではないのかがわかる。
私がSNSで繋がっている人たちは、高見沢さんと坂崎さんと桜井さんが68年前に生まれてなければ、48年前にアルフィーを結成してなければ、48年経った今も仲良く活動していなければ、出会うことのない人。
かつての赤の他人がもう全くの他人ではないのは偶然がいくつも折り重なった結果。

夢中になる誰かがいるというのは平凡な毎日に心躍るウキウキが加わり、何にも意味がなかった普通の日が一年にたった一度のスペシャルな日に変わること。

特別な日ってすごい。特別な人って素晴らしい。

坂崎さん、高見沢さん、お誕生日おめでとうございます。
お二人に、私がアルフィーさんに貰っている幸せの何倍もの幸せが毎日訪れますように!
特別な人になってくれて、特別な日を作ってくれてありがとう、本当に感謝しています!

シマフィー 

*新しい特別な日、残りの二日は 8月25日(ALFEE デビューの日)と桜井さんの誕生日(1月20日)です!



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