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今日のカワイコちゃん

サマースクール真っ只中。今週・来週私が担当する教科は留学生を対象にした文法と論文の書き方です。

さすがにパンデミックの影響で例年よりはずっと人数は少なく、今年は12人ほどですが(いつもは60−70人ほどで5クラスほどに分かれます)、みんな揃いも揃って可愛らしい!

と言うのも私の担当は7−8年生の子供たち。普段は9−11年生を教えているのでいつもの教室よりも”こどもこども”しています。こうやってたまに年齢が下の子供を教えると、彼らにとっての1−2年は本当に大きく重大な時間なのだと気づきます。あらゆる面、身体的に・心理的に・精神的に、すさまじい成長を遂げ、さらには言語力、知識、思考力、忍耐力、どれをとっても8年生と9年生の差は大きなものです。

そんなわけで今夏は”本当の子供”を相手に授業をしているようなものなので、教える方法もプリントも練習もガラッと変えています。サマースクールなので普段の授業の様に厳しくはしませんし、宿題の量も控えめです。

今月はロシア、ブラジル、フランス、ハイチ、サウジアラビア、メキシコからの13−14歳が来ています(全員男子)が、まぁ、みなさん可愛い!

英語は初級から中級ですので難しい会話はできませんが、毎日私たち教師に競う様に話しかけてきます。覚えたての単語や表現を使い、時には うーーん何ていうのかな、と迷いながら説明をし、楽しい会話が出来ると誇らしい様な達成感に満ちた表情で自分のデスクに戻っていきます。

毎日何かしら可愛い出来事が起こるのですが、今日のカワイコちゃん大賞はフランス人のアランくんです。

1時間目の休み時間に、アランくんが

”ミスシマ、後ろから写真を撮ってください” と頼んできたのでわけがわからないままパチリ↓

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同級生に髪の毛がボサボサだ、と笑われたので見てみたかったとのこと。この写真を見て

”そんなにボサボサじゃない”  (いや、十分ボサボサですがな笑)

さらにはランチタイムが終わって教室に帰ってみると

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私:アラン、なぜインゲンを食べてないの?しかも一つは飛び出してiPadの上にあるじゃない

アラン:ミスシマ、最初に食べたインゲンは完璧にインゲンだったけど、この2個目が病気で不細工でもう食べられなかった〜 箱に返すのもなんか嫌だったので追い出しちゃった。

私:残りのインゲンは完璧そうだから食べなさいよ

アラン:ミスシマ、残りのインゲンもこの悪いインゲンの影響でだんだんくびれてくるよ、食べるのは危険だ、残念だがやめとく・・・・ミスシマが食べる?

(私は悪いインゲンを食べても危険は及ばないんかい)

そして午後の授業で眠そうに・・・

アラン:あぁ、眠いよ〜ちょっと寝させてください、お昼寝をしましょう!

私:私だって眠いのに頑張って仕事してるんよ

アラン:ミスシマも眠いの?じゃあ一緒に寝ましょう!😃

(そう言ってから ”一緒に寝ましょう”  が卑猥な表現だったのではと懸念して)

アラン:ね、ね、ねましょう!と言ってもミスシマはあっちで、僕はこっちでですよ!!! 変な意味ではないです!単なるお昼寝の話です! ←焦りまくり

私:寝ませんよ、授業中ですから

アラン:・・・・ですよね


子供ってかわいいなぁ〜 明日はどんなカワイコちゃんが出てくるのか楽しみです!

シマフィー 




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