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プライドと責任を持つ会社: Darn Tough

私たち夫婦が推しまくっているのは、Darn Tough というアメリカ・バーモント州にある靴下の会社です!(*アメリカ東に在住です)

もう何年も丈夫で良い靴下を探していた夫がこの会社の商品を見つけて以来、我が家の靴下は全部これになりました。デザインも豊富、様々な季節、用途、好みに対応しています。

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HPでの紹介通り、この会社は小さな家族経営の靴下専門の会社です。
デザイン、製造、販売全てを外部介入なく自分たちで行なっており、靴下は一生涯の保証付です。(穴が空いたものを送り返すとストアクレジットが貰える)
コミュニティと環境保護、配慮と還元をモットーに材料や製造工程を決定している素晴らしい会社です。

大量生産・大量消費・大量廃棄・大量汚染に嫌気がさしていた私たちには嬉しい発見でした。

そして届いた夏用の靴下はこんな袋に入ってきました。徹底的にパッケージを少なくし、包装ゴミの削減をし、さらには配達の袋もコンポストにぽいっと捨てれば自然に還る生分解性プラスチックを使用していました(黄色の線は私が書いたものです)。

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早速コンポストに入れてみる

これによるとトウモロコシがメインの材料で植物からできた袋はコンポストで約6ヶ月で消える、とあります。(*追記:完全に消えるまでに1年ほどかかりました)

私の住む地域ではプラスチックバッグはもう随分前に有料になり、今年からは完全に使用禁止になっています。
レストランでもストローやテイクアウトも紙製、フォークなども植物由来の原料、一度使って捨てることが決まっている使い捨てのプラスチック製品は全て禁止になりました。

たかが一枚のコンビニ袋、一本のプラフォーク、ひとつのプラスチック容器・・・そしてそれらは捨ててしまえば目の前から消えるので私たちはあまり考えることなく使います。

Darn  Tough の様に企業が率先して使わない、という選択をしない限り、ゴミはコンビニの袋を有料にしたところで減りはしません。

追記:夫が3年間ローテーションで履き続けた靴下がいよいよ薄くなり、会社に送り返すことに。これはゴミになってしまうのだろうか、と懸念したのですが、問い合わせるとなんと集められた古い靴下は犬用ベッドに生まれ変わるのだそうです! さすがよ〜期待を裏切らない!

2023年7月に追記

めっちゃ推してるのですがこの靴下、本当に丈夫でなかなか悪くならない・・・ので自分用の靴下の買い替えをここ何年もしていません。
プレゼントように買うくらい。


日本にもDarn Tough があるようです。機会があったら見てみてください。ここもコンポストに入れられる袋で送ってくるといいなぁ。

シマフィー


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