第10回

「オッサン系熟女」と「こじらせ系熟女」

ひとくちに熟女といっても、いろんなタイプがいる。

ここ最近増えつつあるのは、オッサン系熟女だ。オッサンなんだか熟女なんだかややこしいが、両方を絶妙なバランスで併せ持っている彼女らは、やはり「オッサン系熟女」としか言いようがない。

性別は女、見た目は熟女(美魔女系な人も)、オッサンなのは、中身のサバサバ具合とガサツな振る舞いだ。
同じように女装しているものの、ニューハーフのほうが中味はずっと女らしい。女の悪い性質(湿っぽさや陰険さ)までも踏襲しているニューハーフは少なくないが、オッサン系熟女にはそれがない。

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女も歳を取ると「女らしくしなければ」という美意識(自意識)が薄れてくる。かろうじて外見だけは女装しているものの、中身のオッサン具合については、もはや隠そうともしなくなる。

自宅で座るときはあぐらをかくのが基本。普段はジーンズなどのパンツスタイルばかり。気合いの入った外出でもなければ化粧もせず、スカートも穿かず、ヒールの靴さえ履かない。

巷の「ほぼオッサン」あるいは「ただのオバサン」と何が違うのかといえば、かろうじて女を捨てていないところだ。そういう意味で、あたしは彼女らを「熟女」に分別する。
性別が女であろうと「女を捨ててしまった」生き物は、服装や振る舞いにより「ほぼオッサン」「ただのオバサン」に分別される。

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「オッサン系熟女」と「こじらせ系熟女」

島田佳奈(Kana Shimada)

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作家/女豹ライター/コラムニスト。 ここでは、ブログや連載媒体では書けない「女の本音」や昔の秘蔵原稿などをアップします。 コンテンツは基本有料ですが、一部無料または投げ銭もアリ。

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