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キャリアコンサルタント試験対策 お役立ち書籍紹介《試験直結編》


はじめまして。

第16回キャリアコンサルタント試験(協議会)で合格した島田と申します。

講座受講から合格までの経緯はこちらの記事でご紹介しているので、よろしければご覧ください。


さて、この記事では、私がキャリアコンサルタント試験の勉強をした際に、役に立った書籍をご紹介します。いわゆる試験対策本、参考書のご紹介です。

今、キャリアコンサルタントは国家資格になったこともあり、取得を目指している人は増えているようです。同時に、試験の合格率も徐々に低下傾向にあるようで、しっかり試験対策をしたい志望者も多いと思います。

そこで、養成講座を受講している、もしくはすでに修了して試験に向けて勉強しているという方の助けになることを願って、《試験直結編》《ロープレ心構え編》《全体像をつかむ編》の3つのテーマに分けてご紹介します。


どれも試験対策のみならず、国家資格キャリアコンサルタントとして活動していくにあたって血肉になる情報が詰まった本ばかりなので、ぜひ気になるものがあれば読んでみてください。


併せて、試験対策として、私の体験記も公開していますのでよろしければお読みください。


今回は《試験直結編》です。

《試験直結編》は、こちらの2冊をご紹介します。

キャリアコンサルティング 理論と実際(木村周、雇用問題研究会)
マイクロカウンセリング技法 事例場面から学ぶ(福原 眞知子、風間書房)


養成講座のテキストの中でも出典として紹介されていることが多い2冊です。

『キャリアコンサルティング 理論と実際』(木村周、雇用問題研究会)は筆記試験対策として、『マイクロカウンセリング技法 事例場面から学ぶ』(福原 眞知子、風間書房)は主に実技試験対策として、非常に頼りになります。

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(1)キャリアコンサルティング 理論と実際(木村周、雇用問題研究会)

こちらは前述のとおり筆記試験対策で非常に頼りになる一冊。養成講座のテキストでもところどころで出典として出てきます。

例えば「自己理解」に活用できるキャリア理論と理論家としてスーパーの職業的適合性についての解説や、具体的な自己理解の方法として検査法や面接法の解説などがあり、要綱講座の内容の理解と試験対策として役立ちました。


私以下のように活用しました。

①まずは軽く通読して全体像をつかむ
②模試や過去問の分かりにくい解説は、本書を読んで理解を補う
③苦手な分野について精読して知識の整理を助ける

特に②は、問題の解説が丁寧なものばかりではないので、とても助けられました。筆記試験対策の勉強をするときには、常に机の上に置いておく一冊です。



(2)マイクロカウンセリング技法 事例場面から学ぶ(福原 眞知子、風間書房)

こちらは面接対策で役立つ一冊です。私は本書で解説されている「かかわり行動」と「基本的傾聴の連鎖」で、クライエントとの関係構築のための技法を頭に入れ、ロープレの練習で実践し、その都度振り返る教材としました。


特に役立ったのが、具体的な事例場面について〔悪い例〕と〔良い例〕を比較し、どのようなマイクロカウンセリング技法が用いられているか(用いられていないか)を解説するパートでした。

本書の事例場面を読み込んで、「あ~、こういうふうに返すのが《はげまし》なんだ」「《感情の反映》ってこうやって返すんだ」と頭で理解し、ロープレ練習で実践し、反省して、次の練習で再び実践する。必要なら、再度本書に戻って理解を深める。

私は、そんな風にして活用しました。


ちなみに私は面接対策として活用しましたが、筆記試験の面談・カウンセリング技法の部分の参考書としても役に立ちます。おススメです。



この記事では、《試験直結編》としてキャリアコンサルタント試験に直接役立つ本を2冊ご紹介しました。

こちらの私の体験記でも書いているのですが、私は結果的に筆記試験は2週間程度の勉強で合格しています。短期集中だったので、対策講座で取り組んだe-ラーニングと模擬試験以外は、ほとんど他の教材には手を出しませんでした。

そんな中で頼りにしたのが、ここでご紹介した2冊です。

個人的には、試験対策は手を広げ過ぎず、手元の教材(テキスト、過去問、模擬試験等)の理解度を高めるのが好手だと考えています。そんな中で、追加するならこの2冊はテッパンだと思います。

ぜひご自身に合った勉強法と教材、そして参考図書を選び、満足のいく試験対策に取り組んでください。応援してます!



★この記事でご紹介した本★



★ご案内★

2021年2月に初の著書を出させていただきました!

主に若手公務員を対象に「公務員が充実した気持ちでイキイキと働くことが、住民の幸せにつながる」という信念のもと、「自分の人生のハンドルは自分の手で握ろう」というメッセージを込めて書かせていただきました。

そのあたりのことは、こちらの記事でもお伝えしています。

よろしければお手に取っていただけたら嬉しいです。

また拙著に関連する記事はこちらのマガジンにまとめて掲載していますので、併せてご覧ください。



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