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糖質と糖類って、同じもの…?

 朝ごはんは食べましたか?

食べた人、ご飯でしたか?パンでしたか?朝ごはんに糖質を摂取したことに気づいていましたか?

糖質と正しく付き合う事は、長い人生を健康に過ごすために意外と大切なことです。糖質とは何なのか、知って得しましょう!

前提の話:食べるということ

 (この項は、飛ばし読みしても大丈夫!)

 目の前に昨日スーパーで買ったコロッケパンが…!ちょっとしなってるけどトースターで焼いてごらん、ほら生き返ってサクサクになったど。

食べます、食べてみてください。衣が唇にくっつくでしょ、粒状のコロッケの中にジャガイモの塊を感じますでしょ!!

 食べ物を食べると、体内で消化・吸収・代謝が行われます。体内で化学反応が起こっている、という事です。細胞で作られた酵素(蛋白質)によって分解され、コロッケパンは、私たちの身体の一部になるのです。

体に取り入れた後、ただただじわ~っと溶けて体に浸透する、わけではありません。酵素が食べ物に働いて消化・吸収・代謝されるのです。

1糖質って?

 糖質とは、食物繊維を除いた炭水化物のことです。胃で酵素により分解され小腸から吸収されて血管へ流れ、体のエネルギー源になります。

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 血管に糖質が流れると血糖値が上がります。

 急激な血糖値の上昇は、血中に活性酸素(他の物質を酸化させるもの)を大量に発生させます。

 私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。 活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。

 活性酸素は血流を滞らせ、血管を破壊します。なので、いきなり大量の糖質を摂取することは、体にダメージを与えるという事を知っておきましょう。

2糖類って?

 糖質は、体内でブドウ糖に分解されます。

 ブドウ糖は、脳へのエネルギーとなります。不必要なものは肝臓へ貯蓄され、必要なときに産生されるようになっています。

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3糖質を食べる

 推奨されている一日の炭水化物摂取量は、一日のエネルギー送料の50~65%と言われている。成人女性の一日のエネルギー総量は1,400~2,000Kcalであり、炭水化物は一日700~1,000Kcalという事になる。

 ちなみに、WHOは加工された糖類に関しては、一日のエネルギー総量の10%までの摂取を推している。

 糖質1g=4Kcal、蛋白質1g=4Kcal、脂質1g=9Kcalとされている。この知識を活用すると、コンビニで買ったものも即座にカロリー計算することが出来る。


結論:糖質が糖類になる

 炭水化物が糖質と食物繊維に分解出来、糖質は様々な糖類へと分解される、という事だったんですね。

 因みに糖分は、甘いもの全般の事を指す言葉らしいです。


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