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レジ袋有料化から1年。ライフスタイルの変容やエシカルに対する現在地。

〈2分で読める記事です〉
みなさんこんにちは。大島佑介です。

バーチャルウォーターの記事が書きかけでしたが、ちゃんと書き直しました。

https://note.com/tora_tora_tora/n/n77dd22e205dd

間接的な影響は、与えるときも受けるときも影響力に気付きにくいものです。行動に変化が生まれるのは直接的な影響を認識したときだと思います。

エシカルにおいてレジ袋の有料化はまさしく直接的な影響でした。昨年の7月から有料化し1年経過しています。レジ袋を辞退するようになった方も多いことでしょう。

行動は変化してきているものの、目的である間接的な影響を気にする人は少ないように思います。目的はレジ袋の消費量を減らすことではありません。

レジ袋有料化の目的は、経産省によれば「私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること」です。

レジ袋有料化を通して廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化に与える影響を考えることと言えるでしょう。

ただ、実際はライフスタイルまで考える人はほぼいないと思います。自分への直接的な影響がないからです。

ここで「みんなしっかり考えよう!」などと言っても虚しく響きます。目的へ向かうためのカギは次の直接的な影響を与えることだと思います。

エシカルやSDGsへの間接的な影響を見越しているからこそ、人々へ直接的な影響を与えるため取った施策がレジ袋有料化です。

行動ベースでは目的に向かって前進しているので、法律や施策によって人々が意識することなく行動を変容し目的へ向かうことになると思います。

人々がエシカルやサスティナブルなライフスタイルを考え始めれば話は早いですが、そうなっていないのが現実です。

考え方の変化には時間がかかる一方で、人々へ行動を促すことは法律や施策によって可能です。一人一人が考えなくても目的が到達するためには次の一手で導く必要がありそうです。

政治や経済が多くの人に影響を与えるのは必然ですが、舵を切る人は大変です。そうは言ってもやりがいがあるのも舵取りだと思うので、自分も大きく影響を与える舵取りができるように成長します。

株式会社task
大島佑介


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