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僕はボク、のペースで。

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立ち止まって。いろいろ考えて。 それでも、それが僕のペースだから。
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#コラム

周囲からの指摘やアドバイスはどこまで聞き入れればいいのか

以前このマガジンで「家族経営はどうしても視野が狭くなりがちなので、人からのアドバイスをよく聞かなくちゃいけないと思ってるんです」という内容の記事を書きました。 はじめは「よそ者」だった私が、旦那と一緒に働きはじめたことで次第に "第三者の目" を失いつつあったからです。 その気持ちは今も変わってないのですが、実際に周囲からアドバイスや指摘をもらうと「これ...何をどこまで聞き入れればいいんだろう?」と思うことがよくあります。 一方の意見を立てれば一方が立たずになってしま

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自分をパーティーの中の一員として考える

年齢が若い人にはわからない思い出話からしたいのですが、昔、僕が中学生ぐらいの時に、当時のゲーム機で「ドラゴンクエスト3」というゲームが出て、もう僕らの世代はブームがすごかったのです。 それで、このゲームはパーティーを組んで魔王を倒しに行くロールプレイングゲームだったんですけど、当時すごい革新的で、衝撃的だったのですが 「自分で選んだ職業の人達と、パーティーが組める」 というシステムがあったのです。主人公は勇者で、周りの職業としては戦士とか魔法使いとかオーソドックスなもの

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同業者間で店を行き来する「暗黙のルール」について

飲食店をやっているとついて回るのが、同業者間のお付き合いです。 同業さんが来てくれたら、後日、お礼やお返しの意味でその人の店に足を運ぶっていう文化があるのはうちの界隈だけじゃないと思います。 私は今の店で働き出してはじめてこういった習慣に触れてるんですが、本音を言うと少々を圧を感じるといいますか、あまりに守ろう守ろうと意識するのもどうかなって思うんですよね。 横のつながりが大事なことは十分に承知はしています。ただ「来てもらったから行かなくちゃいけない」と義務感でお店に足

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イギリスのカツカレーブームにモノ申す

日本人である私はもちろん、英人の夫も、子供たちも大好きなカツカレー。家族全員皆大好きなのだが、自宅では、カレーを作り、カツを揚げないといけないので、手間がかかる。だが、出来上がっていただく時の、あのカツのサクサクとカレーのこってりが絶妙に口の中で交わる感覚は極上だ。 今や、そのカツカレーがイギリスでは空前の大ブームなのだ。 カツカレーブームの火付け役となったのは、1992年創業の日本食レストラン「Wagamama」だと言われる。香港系イギリス人のアラン・ヤウ氏(有名高級中

ローソンのPBデザインリニューアルは「これでいい」から「これがいい」への第一歩

先月から徐々にローソンのPBパッケージが新デザインに切り替えられ、その変化の大きさにSNSでも賛否両論が飛び交っている。 ▼リニューアル後のパッケージ例。ベージュで統一され、ひと目見ただけでは中身がわかりづらい。 若い女性を中心としたデザインに敏感な層からは「かわいい」「そのままでも暮らしに馴染む」と高評価を受ける一方、「視認性が低い」「シズル感が足りない」といった否定的な意見も多い。 ちなみに私自身は今回のリニューアルに関しては賛成でもなければ反対でもない。 これはコ

プライドを取り戻す

今回、この自粛期間の過ごし方について、聞いて欲しい話があります。 今、多くの人が「新しく伝わる情報」に対して敏感に聞き耳を立てているし、政府の発表次第によっては「今後の生き方や生活のルールを変えなければいけない」という意味で、完全にニュースや情報をシャットアウトするわけにもいかない状況になっています。 ニュースとの付き合い方については、前回のコラムにも書いたのでここでは言及しませんが、騒動の情報ばかり見ていても気持ちが殺伐としていきますし、やっぱり心がやられていってしまう

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