リンクオンリンク 面白いことをすべてぶち込む未来の小説の構想 

創作大賞に応募します。

1  2024年7月22日10時47分
レッドソックスvsドジャース。
大谷がまた打つだろう。
テレビ。
小説と人がリンクする。
動きが起きる。
世界を変えてゆく小説
現実にコミットする小説。
中から現実世界に呼び掛ける。
現実の変化に合わせ更新。
現在形の小説だ。
ものがたりの人物が生きているかのように。
パラレルワールド

「成瀬は天下を取りにゆく」の成瀬にも、出てもらおう。とは思ったが、それは難しそうなので、同じ滋賀県で、成瀬とすれ違ったはずの、シマという一匹の地域猫の話としよう。

シマ、なにをしたい?
国連総長と会いたい。
何を言う?
中世の、カノッサの屈辱みたいに、各国元首が、総長の前にひれ伏す。
トランプが、グティの前にひざをつく。
それを、見たい。
国連が、中世カトリックのように、精神の力で、世界を制圧する。できるか?
イラン最高指導者、サウジ国王とも対話。
心の中で対話できるテレパシーのある主人公。そうやって大物と対話。
大谷とも。一人一人に心があり、みんな考えている。
いろんなことを。そこを描く。本人名で。

かならず、かならず、世界協調の、タイミングが来る。
もう、ここで協力しないと、危ないというような。
実は、実は、ひとりひとりの心に、もうその芽は生れている。
改革は、三日で進む。ベルリンの壁が崩れた時のように。
もう人の心に、その種がまかれているから

 猫の歴史先生キジオの話
11世紀、1000年代、イタリアのルネサンスの前に
カトリックルネサンスとでもいうべき時代があった。
フランスなどにニョキニョキあの大聖堂が建ちまくった時代。
カノッサの事件のように、グレゴリウス七世改革が進み、教会が一度、
生まれ変わったとき。
アキテーヌ公ギヨームの保護で、クリュニー修道院大拡大が起きた時代。
普通封建時代と呼ばれるこの時期は、
精神的にキリスト教への傾斜が進み、人心が安定してきた時代。
キリスト教など宗教は、西側ではいつからか、古いもの、マイナスの、足かせになるものと思われることもある。しかし、ずいぶん歴史に貢献した部分もある。なにしろ、人が前向きになって、良いことがありますようにと、畑を広げ、整え、聖堂建設などにも、一致団結して力を注ぎ今にも残るあの世界遺産を作り上げたのだ。

フレンチルネサンスとでも呼ぶべきもので、
その下地があってこそ、十字軍や中世都市の成長があり、
大学の拡大があって、
15,16世紀の大転換に続いてゆくのである。

実は聖王ルイ9世ぐらいまで、王と言っても諸侯の一つぐらいの力。あとから王の歴史としてまとめたもの。教会のほうが秩序だった。精神的なもの、心のよりどころは、大きな影響力があった。(だからこそ、腐敗に怒る、宗教改革も起きた。)

歴史は過ぎたこと、今とは関係ないと思うかも知れないが、何かにつけ、過去の亡霊が顔を出すことがある。つながっているのだ。貧富の差や、女性蔑視の恨みは、いまもたたっているはずだ。
今のような大転換の時代、長い歴史を振り返ると、なぜか気持ちが落ち着くときがある。中世、ペストや100年の戦争があっても、人は前に進み続け、来るルネサンスを準備したのだ。


3 私のフランス  日本の裏側は、ブラジルでなくフランスと思う。日本で良いことはあちらではバツ。その逆もあり。デコボコが真逆。戸惑う。主張と協調、お互い学ぶことがある。まあそこがいいのだ。世界は広く、違いも多く、でも通じるところもある。 

アメリカよりもカルチャーギャップが大きく、日本人留学生の精神トラブルが、最多と言われるフランス。まあ、猫の僕が言うのもなんだけど、じっくり、深くつきあってもらいたい。

詩人マラルメの構想した一冊の本。世界には、最後、一冊の本が残る。そこに、あらゆることが、ある。

本は道具だ。中に入り、出てきたら、あなたは別物。
考えが変わる本。セーヌ河岸の、いかがわしい古本屋で、ふと手に取った一冊が、あなたの人生を変える。アナログ思慕。手触りと、セーヌの風。石に腰かけて、あなたは読み始める。

その50メートル先、川沿いのアパルトマンの一室で、電子出版のエンジニアが、ハイパーリンクを多重に組み合わせた奇怪な電子書籍を作り始める。羅生門のように出られぬ迷宮。100通りの筋書き、順序、100人の犯人!脱出ゲームのように、ある語をクリックすると、あれ不思議、あたらしいページに出た!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?