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時給1000円だからと、時給1000円に似合った仕事をするということ。


「この内容でこの給与なら悪くないよな」

そう思う時がこれまでにあった人もいると思います。

私も過去にいくつもの仕事をしてきましたので、そう思うことも何度もありました。(日雇い含めたら20種類はやってきました))


そういう中で気づいたことがあります。

それは
「給与に見合った仕事をする」という事のリスクです。


例えば、

時給1000円で、
1人はダラダラと仕事をし、
1人は言われた事を忠実にやり、(それ以上のことはやらない)
1人は忠実にやる+笑顔とサービスを一生懸命振る舞っている

という三人がいたとします。

この3人の中で、誰かの時給を上げるとして
あなたなら誰の時給を上げたいと思いますか?



殆どの人が3人目の人なのではないでしょうか。

少なくとも私はそうです。


そして、この3人を仕分けするとこうなります。

①給与以下の仕事ぶり
②給与に似合った仕事ぶり
③給与以上の仕事ぶり


これは単に「給与が上がらないよ」ということを言いたいのではありません。


給与や待遇に似合った仕事ぶりでいると、
あなたは、給与に左右される人になります。

つまり、
安い給与なら安い仕事ぶりになる訳ですが、

ここで落とし穴があります。

それは「1000円の仕事ぶりの人が2000円の時給にはなり得ない」という事です。


もちろん、仕事内容によってはいっときはなるかもしれません。

ですが、1000円なりの仕事をする人が、
2000円のクオリティを出せるとは思えません。

逆に1000円以上の仕事ぶりの人が2000円になることはあると思います。



数字の話ばかりになってしまいましたが、

ここで一番言いたいのは「貰える対価にコントロールされた仕事をするな」という事なんです。

なぜかというと、それが自分の可能性や枠を狭くしていくからです。


いまの世の中は資本主義ですから、いやでもお金は絡んできます。

目先の給与に踊らされて自分の行動を変える人間に信用はついて来ません。
そんな甘い世の中ではありません。


貰える対価以上のものを返して当たり前の世界なのです。

対価以上のものを返す。
信用とはそこから生まれます。


もし、あなたが仕事でうまくいきたいとか、
大きな財を築きたいとか、
誰かから必要とされる人になりたいと思うのなら、


まずは貰ったもの以上のことを必ず返してください。


給与を貰うためにはまず労働してから、というのと同じように、
先行投資をして下さい。

先にあげてから貰えるのです。


誰かに好かれたいなら、こっちから好いてください。
必要とされたいなら必要として下さい。
欲しいものがあるなら、先にどんどんあげて下さい。


だれかが勝手に決めた給与や対価に踊らされず、
信念を持って仕事をして欲しいと本当に思います。


そしてそれが出来る人はとても少ないです。

だからこそそれが出来る人は貴重です。


どうか、自分で稼ぐお金は自分で作っていけるよう、
目の前の時給なんてものにコントロールされないでください。


そうして自分の人生を豊かにして欲しいと切に願います。


長くなりましたが、
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

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