同じ世界が違って見える秘訣

こんにちは、きたがわです。

前回、映画「ソウルフル・ワールド」を
夫婦で見た後の映画に対する評価
夫:おもしろくない
わたし:おもしろい
という価値観が違うことから気づいた、
「失望からの卒業」で、
価値観というのが出てきたので、今日はそこを話していきます。


人間関係の最もコアなものが、
夫婦関係または親子関係です。


コアとは、身体でいうと心臓なので、
そういうイメージをしてみてください。

サラサラの綺麗な血液が心臓を通して循環していれば、
身体は元気で、活動的になれます。


だから、コアである夫婦関係がよくなれば、
仕事も子育ても、無理することなく楽しんでがんばれます。


わたしがこれまでに話をして、
すぐによくなっていく人って、
例外なく、「当たり前」をスライドできる人です。


意識してやっているというよりは、
自然とやっている感じです。


自分がよくなって、夫(妻)もなんか変わってきた・・・
って実感する人って、
「感謝できることを探そうとする」
「今まで気づかなかったことに気づけたら感謝する」
このどっちかを必ずやっています。


その「感謝」の内容が、
夫に、直接関係のあることでもないことでも、
それはどちらでもいいです。


あくびが移ったり、
誰かが泣いてると、こっちまでもらい泣きしたりするように、
「感謝」している心持ちが、一緒にいる人にも伝わります。


いい心模様が夫にもじわじわ移っていきます。


ドロドロの血液だとつかれやすくなるけど、
サラサラの血液だったら元気になる。
みたいな感じです。


そして、
この当たり前の探し方にはちょっとしたコツがあります。


ここで、「価値観」の話になります。

価値とは、自分にとって、
これは重要、これは重要ではない。
これは役に立つ、これは役に立たない。
と振り分けることで価値観、つまりフィルターが作られます。

フィルターはエネルギーを効率よく回していくためにあるものなので、
悪いものではないけど、固定化させすぎると、
「正しさの縄」みたいになって、自他をきつく縛り付けてしまいます。

映画の話でいえば、
以前のわたしは、
「夫婦というのは価値観が一緒であるべきだ」
と思ってたから、
映画の感想が違うと失望してた。


だけど、
「夫婦は価値観違っていいじゃん。
それにより、子どもは2つの価値観に触れられるし、一石二鳥じゃん。」
ってフィルターをスライドできて、
失望から卒業しました!



次に洗い物編です。
夫は、家事は妻がやるものだという考えを持っています。

でも、わたしの本音はというと、
「今時昭和じゃないんだから、夫婦共働きだし、
お互いで家事も子育ても支え合ってやるものじゃないの?!」
と思ってました。

以前は、家事をするのが当たり前と思われていることに、腹立たしさすら覚えていました(笑)


だから、1ヶ月に1度あるかないかで、
夫が洗い物をしてくれた時に、
素直に「ありがとう」と言えなかったことがありました。

だけどある時、
夫の価値観からみてみたことがあって、

「妻がやるべきと思っている洗い物を夫がしている」

それはある意味、
夫の「正しさ」の枠を超えて、例外を作ってやってくれている。

と、
自分のフィルターは一旦置いておいて、夫のフィルターで見た時に、
素直に「ありがとう」が言えたんですよね〜。



まぁ、こんな感じで、
当たり前をスライドする感じですね!

すると、自然と素直に「ありがとう」って感謝できて、
言われた相手も、言った自分も嬉しくなります。


フィルターを少しスライドすると、
普段見えてなかったものがみえてきます。

それが受け入れられるか受け入れられないかは後で考えるとして、
見えてきたものを純粋に一度観察したり、楽しんだりしてみてもらえたらと思います。

それでは今日はこのへんで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜!

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