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イソギンチャクとツバメ

イソギンチャクとツバメ

いつもの場所に戻ってくるツバメたち♪
中には、毎年巣が落っこちてしまうツバメもいます。いつもおっこちちゃうのだから、もうちょっと脇に作ればいいのに、と思いながら、ハラハラ見守っていたりします。
ここでなきゃいけないって思っているのかどうか、、、。
根付いたらもう動けないイソギンチャクと違って、別の場所を選べるのに、何故かいつもここに巣を作るのです。

似たような人間もいます。
うまくいかない、いつもと変わりたいと言いながら、いつもと同じことに固執しているのです。
確かに生物の本能として、通常と違うことには命の危険があるという警告が生まれはします。ですが現代人は、今はそうではないと考え判断できるのだから、他の選択をすることができるのです。
違うことをしなければ変わるわけがないのです。
なのに、やらない。
この石が動いてくれたらいいのに、と願い続けざるをえないイソギンチャクとは違うのに。
やっぱり出来なかったと思うのが嫌だったら、またやればいい。
できない自分を受け入れてできることを探せば、できる自分を見つけることができる。記憶の上書きができます。
所詮それしかないのです。
1回や2回の、自分の知っているほんのちっぽけな知識の枠の中で、井の中のかわずのように、外に連れ出してくれる桶の到来を、幸運をひたすら待つだけでは何もできないし変わりません。
そんな程度で決めつけるのは自分に対しても失礼です。
降ってくる桶はいくらでもあるのだから
、とりあえずどれかに飛び込んで外に出ればいい。
1人では怖くても、一緒に行ってくれたり、手助けしてくれる人がいるうちに、
出てしまった方が得です。
普段とは違う新年度も始まり、その中でも新しい一歩を踏み出す勇気を持って、踏み出した子達がいます。
そんな子達を、全力でサポートする一年が始まりました。


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