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敷島
2023年12月24日 08:07
いつから絶望を背負っていたんだろういつから絶望を抱えていたんだろう我に帰り 振り向けば 生きた証というものは砂浜の足跡のようやがて消えてしまう足跡だ絶望は手首を走る青い血脈のよう身体に大昔から備わっている我々がまだ透明な鱗をまとっていた頃から絶望の存在に気がついたときもう既にそれは完成形であり 硬く 冷たく 重い自らの心にぽっかりと空いた真っ黒い穴は特別な人に見せたくな