聖地敷島

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不断節季 vs秋田 1-1

 局面でのデュエルで優位性を生み前進してくる相手に対し、立ち位置を考えながらボールを運ぼうとするも、幅を広げられてからの縦への仕掛けに対応しきれず敗れた前節。中盤のビルドアップの出口やハーフスペースの活用などで模索するポイントは見えてきているが、それが形になるまでは逸る気持ちを抑えるしかない。  苦しい状況からなかなか抜け出せない中乗り込む今節の相手は秋田。吉田体制5年目、人が入れ替わってもスタイルは不変。相変わらずやることは徹底されているし、簡単に崩れることはない。ピッチ

    • 夷険一節 vsいわき 0-1

       3日間のトレーニングを経て新たな指揮官と共に戦ったが、立ち上がりの連続失点が重く伸し掛かり敗れた前節。まだまだ整理が進んでいるわけではないし、すぐに万事解決するとは思っていないが、やはり失点の仕方は気がかりにはなる。一方で、前へのエネルギーを以て1点を詰めて、その後も重心を押し上げていた点は次に繋がる。  低迷する現状の打破を期して迎える今節の相手はいわき。徹底した戦い方は人が入れ替わっても不変。  昨シーズン途中から指揮を執る田村氏が続投しており継続路線だが、家泉(to

      • 積羽沈舟 vs仙台 1-2

         首位相手に立ち上がりにゲームを動かされ、ほとんど相手の思い通りに試合を進められた前節。個々の頑張りはあれど、局面で上回られて効果的なプレーは限定的。今の立ち位置を示された。  GWの連戦が終わったタイミングでクラブは1つの決断を下す。苦しい状況下だが、武藤さんと共に残留に向けて戦う。  新指揮官の初陣となる今節の相手は仙台。今シーズンここまで不安定だったが、現在連勝中であり、少しずつ勢いが出てきている。  U-17日本代表の指揮を執って昨年のU-17ワールドカップでベスト

        • 遠慮近憂 vs清水 0-3

           数試合続いていた開始早々の複数失点を回避し、セットプレーから6試合ぶりの先制点を取ったまでは良かったものの、そこから相手の勢いに呑まれて逆転負けを喫した前節。内容を考えれば妥当だと思う一方、この展開で1ポイントすら積めないのかというメンタル面でのダメージも大きい。  GW最終日、3連戦の締めくくりで少しでも改善のきっかけを掴むべく迎える今節の相手は清水。現在首位に立つ。  秋葉体制2年目。昨シーズンはリカルド政権でスタートしたがJ2に対する驕りからか低空飛行を続け、4月に

        不断節季 vs秋田 1-1

          粉然雑然 vs藤枝 1-2

           2試合連続の大敗の流れを止めようとしたものの開始早々から複数失点という悪癖が顔を出し、前半のうちに1つ返したもののビハインドを跳ね返せずに敗れた前節。北川の立ち位置によって前進ができるようにはなっている部分はあったが、勝点に結びつけるにはもう一押し必要だった。  5月に入り、GW後半戦の中でシーズン2勝目を目指して乗り込む今節の相手は藤枝。テーブル上では近い位置にいる。  須藤体制4年目も方向性は今までと同様。ボールを大事にしつつインテンシティを保つ。チームの根幹を担って

          粉然雑然 vs藤枝 1-2

          難透難徹 vs長崎 1-2

           大量失点での惨敗からどの程度修正されているかが試される状況下だったが、その前の焼き増しのような試合展開で敗れた前節。開始6分で色々悟り始め、最初の20分で試合のコントロールする術を喪失した。相手の出足が緩くなったことで攻め込む回数こそ増えたが結局仕留められないまま、反対に甲府は1つの隙すら見逃さずとどめを刺した。  ミッドウィークにはルヴァンカップ2回戦を戦うも、柏に完敗。メンバーは大きく入れ替えていたとはいえ、簡単に楔のパスを出されて局面打開されることが多かった。アマが恐

          難透難徹 vs長崎 1-2

          敲氷求火 vs甲府 1-4

           立ち上がりの失点でプランが崩れ、そこからの連続失点で試合をコントロールできなくなって大敗した前節。シーズン当初から低空飛行は続いているが、ウィークポイントを確実に突かれてシーズンワーストとも言える内容だった。  ショッキングな内容を引き摺らず切り替えて臨むアウェイ連戦となる今節の相手は甲府。アジアでベスト16の舞台に立ったチーム。  篠田体制2年目の今シーズンは2月早々にACLを戦う必要があったため、1つのピークをそこに持ってきた。蔚山に敗れて大会を去ることとなったが、J

          敲氷求火 vs甲府 1-4

          草行露宿 vs山口 0-4

           ダービーながら迫力に欠けた展開が続き、最低限の勝点1を手にした前節。相手のクオリティに助けられたといえど、0で凌げば勝点は積めるという部分を示したのは数少ないポジティブな点。ミドルサードから先に関しては、もう少し時間が掛かりそう。  なかなか状況は好転しない中で乗り込む今節の相手は山口。毎度ながら未勝利が続く鬼門。  昨シーズンはFC大阪で指揮を執っていた志垣氏が新監督として就任。J3初年度ながら上位争いに顔を出し、終盤は栗鼠の命運をも握っていたが、ソリッドな戦い方をして

          草行露宿 vs山口 0-4

          順位相応 vs水戸 0-0

           相手のクオリティに殴られての2発で沈んだものの、少しずつビルドアップの形が見え始めた前節。結局耐えられないと勝点を得るのは難しいし状況としても好転はしていないが、ピッチ内での振る舞いは改善が見られている。  ホームでの勝利を渇望する中で迎える今節の相手は水戸。今シーズンの北関東ダービー初戦。  水戸は濱崎体制2年目。昨シーズンは序盤から盛大に躓いていたが、6月以降はリアリティ路線にシフトして勝点を稼いでの残留。SBがほぼ全員怪我で離脱するなどのアクシデントも重ねっていたが

          順位相応 vs水戸 0-0

          独立自尊 vs大分 0-2

           幾度となくあった被決定機を何とか耐え、カウンターのワンチャンスをモノにして今シーズン初勝利を挙げた前節。まだまだ課題は山積しているが、1つ勝ち星を得たというのはチームの雰囲気も上向いていくはず。  徳島でのアウェイゲームから中3日でのミッドウィーク開催の今節の相手は大分。J3からJ1まで押し上げた功労者の片野坂氏が3年ぶりに復帰。  昨シーズンまでの下平体制でもボールを大事にする志向はあったが、チームのコンセプトは当然ながら変わらず。ただ、前片野坂体制の時はGKを加えての

          独立自尊 vs大分 0-2

          独立不撓 vs徳島 1-0

           立ち位置を工夫しながら前進を模索していき、アクシデンタルながら先制したものの、最後は相手の強烈な個に屈した前節。シャビエルとグレイソンはJ2軍縮条約に反しているのは確かだが、あの内容であれば1ポイントは積んでいきたかった。それでも僅かに見えた光明を信じて続けていくほかない。  3月最後の試合でのシーズン初勝利を目指して乗り込む今節の相手は徳島。シーズン序盤ながら間違いなく天王山になり得る一戦。  長らくスペイン路線を続けていた徳島であったが、昨シーズンはラバイン体制が開幕

          独立不撓 vs徳島 1-0

          枉尺直尋 vs岡山 1-2

           開始数分でセットプレーから先制され、その後70分余り数的有利になるもブロックを崩すことができずに敗れた前節。4-4のブロックの内側を刺すような場面がほぼなく、外回りでボールを動かしているうちに試合が終わってしまった。せめて1ポイントを積めればという試合ではあったものの、なかなか事態は好転しない。  かなり閉塞感がある状況だが、中3日で迎える今節の相手は岡山。昨シーズンは1分1敗と勝てなかった。  木山体制も円熟期に入っている印象で、少ない手数で前に進んでいくスタイルはお手

          枉尺直尋 vs岡山 1-2

          風鬟雨鬢 vs横浜FC 0-1

           前半から押し込まれて先制を許し、そのビハインドを跳ね返せないまま敗れた前節。後半は数的不利になる時間も長かったが、1点が遠かった。耐える時間はどの試合でも間違いなくあるが、人へのアプローチ、ボールへのアプローチはこだわらないとならない。  シーズン初勝利を目指して中3日で乗り込む今節の相手はフリエ。昨シーズンはJ1で戦っていたが降格して2年ぶりの対戦。  2022シーズンより指揮を執る四方田体制3年目。ミシャの影響が色濃く表れるスタイルで2022シーズンはJ1にへと駆け上

          風鬟雨鬢 vs横浜FC 0-1

          延頸挙踵 vs愛媛 0-1

           昨シーズン終盤からの怒涛の勢いでPOに進出し、昇格候補に挙げられている千葉に対し、前半から呑み込まれてしまっての複数失点が響いた前節。HTを経て後半開始の前への出方は見ていても高揚感があったが、そこから押し切れるかは今後に向けての課題。  2試合連続でのホームで戦うこととなる今節の相手は愛媛。J3から復帰し3年ぶりの対戦。  2013年から2年間監督を務めていた石丸氏が再登板して3シーズン目。就任初年度は昇格できなかったが、昨シーズンは序盤から順調に勝点を積んでいき、夏頃

          延頸挙踵 vs愛媛 0-1

          陳蔡之厄 vs千葉 1-3

           ここ2年常に苦戦を強いられている熊本に対し、なかなか攻め手に欠きセットプレーの流れから先制を許す苦しい展開だったが、選手交代を有効活用しながらジリジリとゴールに迫り、ATにスコアをフラットに戻して1ポイントを得た前節。上手くいかない時間もやり過ごしながら、一刺しで勝点を拾っていけるのは良い。  ミッドウィークには初のルヴァンカップも戦った。一部ポジションを除きターンオーバーをしたが、90分で決着付かずに30分の残業。途中からリーグ戦メンバーも投入して結果にこだわった部分もあ

          陳蔡之厄 vs千葉 1-3

          鹿死誰手 vs熊本 1-1

           難しいコンディションの中でセットプレーから先制したものの、自陣で掻っ攫われて追いつかれた2024シーズン開幕戦。まだまだチームを構築する過程で1ポイント取れたことはプラスの材料。  今シーズン初勝利を目指して乗り込む今節の相手は熊本。ここ2シーズン勝てていない苦手とするチーム。  大木体制5年目を迎え、メンバーは入れ替わってもスタイルは継続。3-4-3を基本形とし、狭いスペースでもボールを繋ぎながら、逆サイドのWGが幅を確保している。横パスで焦らされてから楔でCMFの背後

          鹿死誰手 vs熊本 1-1