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勝負事での、自分の在り方

ふと、頭をよぎる。

何が勝ちで

何が負けか

見た目の勝ち負けは大事だと思う

周りや世間、この世界の中での評価に繋がるから。

これは屁理屈かもしれないし、精神的なものだけど

負けたと思わなきゃ負けじゃない。

自分が相手をこてんぱんにしたとして、それでもその相手が絶対に負けを認めないし、何度でも向かってくるとしたら、きっと勝った気持ちではいられない。

少なくとも僕は、だけど。

僕は勝負は、好きじゃない。

しなきゃいけない時もあるし、勝たなきゃいけない時も、負けられない時だってあると思うし、あった。

勝ちたいと思うし、負けたくないとも思う。

けれど、どんな形の勝負でも

必ず心に決めている、持っているものがある。

「勝ちたいと思うな。」

これは、中学時代のバスケットボール部の外部コーチに言われた言葉。

試合で、ほんの僅かなリードで勝てそうなとき
誰しも「勝ちたい」と思うと思う。

でもそう思った瞬間から、自分というものは死んでいると思う。

逃げ切りたい、あと一点でも欲しい、時間を使おう、いろんな考えがあると思うし、それはそれで作戦だとも思うから非難する訳じゃない。
作戦なら僕はそう動く。

けど、勝ちたいと思うと、思うように動けなくなるのは、実感したことがある。

相手が最後の最後にすごい力を振り絞ってくるかもしれない。
焦りから逆転を許してしまうかもしれない。
いろんな要因はあるだろうけれど

それでも

勝とうとしない、これは心に決めている。

勝てそうなとき、勝ちそうなとき、あと少し

そういう時であればあるほど
勝ちたいと思う勝負であればあるほど

心では
「勝ちたいと思うな、いままで通り、この瞬間までやってきた通りにやろう」
そう言い聞かせることにしている

この言葉で一旦冷静になることができる
自分を取り戻す言葉

断っておくと
僕は勝負は好きじゃないけど

勝つのが嫌いなわけでも
負けるのが好きなわけでも
平和主義なわけでもないです。

戦うからには
勝ちたいと思うし
負けたくはない。

ただ、それに縛られるのは負けている気がする。
戦う前から。
強いていうなら、自分にだけど。

だから、
勝負事や、なにかしらのジャッジされるもの、優劣が決まるようなもの
色々あるけど

僕は
勝とうとはしないことにしてる。

ただし絶対に
負けるつもりなんかで舞台には上がらない。

絶対に。

負けなきゃ勝ちだもん

そんな風に

闘ってる

深夜の戯れ言でした。

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