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できない、ということ
初めての場所
初めての体験
初めての人達
元からある輪の中に飛び込む怖さ
久しぶりに感じた
できない、わからないことの連続
もちろんそれらの中にも、気付きや、わかることはある。
けどじゃあそれを実践できるか、というと
できなかった
踏み出した一歩は、雨のあとのぐずぐずになった泥に埋まって見えなくなった細い線の上を歩けと言われたような一歩にしかならなかった
あげく、言われたものとは別の線の上を歩いていたようにすら思う
それくらい、不安定で、覚束ない、歩けと言われた意図を履き違えたような一歩しか踏み出せなかった
少しは理解していたつもりだった
けど、やってみると、てんでダメ
何故か、それはいまの自分に力がないから
技術面も、精神面も、いろんな方面での“力”が圧倒的に足りないのだろう。
それはたぶん、明日もできない。
仕方ない。
明日出来るように、前からやってこなかった自分が悪い。
明日でも出来ることはなにか
足元の泥を払うこと
線が見えるように、せめてそこにそれがあることくらいは感じられるように
もっと五感を使って、神経注いでみよう
そしてそれを、受けよう
自分が何を目的としているか、意識しよう
今日よりも、少しでも
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