見出し画像

執筆のお供に買ったモニターと、ゲーム「Chill Pulse」


憧れ


マルチモニターのPC環境に憧れていた。
最初はIT業界のかたがたがすることだと思っていたが、仕事ではなくとも趣味で自宅にマルチモニターを設置するひとを何度かXで見た。
しかも、同人Tipsサイトでも、マルチモニターにすると執筆とWeb検索が別モニターで出来るから効率的だと勧められているではないか。
それからは、モニターがあったらnote更新にもやる気が出るだろうな、欲しいな、と、なんとなく頭の片隅にあったが、一番の目標の同人サークル参加まで間が開き、ノートPCも娯楽ばかりに使う日々が続いた。

出会ったゲーム


一方で、PCゲームサイトSteamのセールのことも気にかけていた。
いま思い返すとXでゲーム界隈に全く関わりのない私が、「Steamサマーセール」パブサのトップツイートでこのゲームに辿り着いたのが不思議だが――「Chill Pulse」という中華ゲームを知った。
作業効率化促進ゲーム、と言ったところか。いま話題の「ポモドーロタイマー」やTODOリストを管理する。Chillい音楽や環境音を調整しながら、ドット絵の女の子と一緒に作業している気分になれる。
セールでは500円でお釣りが来る! 安い! とカートに入れる一歩前まで来たが……。

画面がノートPC本体しかないなら作業ウインドウのせいで女の子を眺められないじゃないか!

タイマー自体は探せばスマホアプリにだってあるだろう。それに付加価値があるのは、「作業している女の子」を眺められるからに決まっている……。

転換点


結論を言うと私はモニターとゲームを両方買った。
モニター業界のことを全く知らなかったがとりあえず調べて、JAPANNEXTのものにした。ランク的に少々高級な買い物だったかもしれないが、ノートPCの天板に部品を貼り、開くとPCの真横に設置できて、視線の高さにモニターがふたつ並ぶのですっきりする。ただ、推奨サイズを間違えてモニターを折りたたむと天板をはみ出るようになってしまった。一回り小さいサイズもあったらしい。まあPC台では重さ的に釣り合いがとれているのでよしとする。
現在も「Chill Pulse」を隣のモニターで並べてこの文章を打っている。
私はやったことがないが、「作業監視」をしたいと思うクリエイターさんの気持ちがわかる気がする。しかし「監視」というより、このゲームは極めて優しく、私の作業に寄り添ってくれる。

Chill Pulseのホーム画面

タイマーや環境音が用意されているだけではなく、休憩時間にドリンクバーで飲み物を作れたり、プレイヤー同士で匿名・ランダムに手紙のやりとりが出来たりする。その細やかな温かみが類似ゲームとの差だと思い、楽しんでいる。

欠点


最初の目的だった「執筆とWeb検索を別モニターで……」は、おざなりになってしまった。8GB・メモリ増設不可の我がノートPCで執筆・ゲーム・Web検索の三重苦は厳しいかもしれない。状況により、どれかを切って、だましだましやるしかないと思う。
あとは単純にノートPC本体に電源を繋いでいないと、バッテリーの減りが早い。
そして、上でも少し触れたがモニターの大きさのミス。PCを、目線の高さに置く台から下ろして開くと天板に貼っているモニターの重さでキーボード部分が浮く……。重さも含め、気軽に外出して作業する気にならなくなってしまった。これは完全に下調べ不足でした。みなさんは適応サイズをきちんと調べて買い物しましょう。

結論


良いこと悪いこと羅列したが、いまのところ「良いこと」のほうが上回っている。noteもゲームのおかげで数週間ぶりに書けました。
そしてゲームを買ったばかりのころ、Xで「ポモドーロタイマーの確かな効果」についての文献を見つけたので、さらにやる気が出た! シェアします。

これからの秋冬、同人誌即売会に出る予定が3つもあるので、同人誌の執筆を「Chill Pulse」の女の子と一緒に少しずつ進めたいです。

ゲーム公式サイトはこちら。

〈おわり〉

〈追記〉
買い物をしくった、その後の挽回を書きました。
木製のノートパソコンスタンドを買った話です。