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伝統工芸のM&A

このコロナ渦によって伝統工芸の工房も厳しい状況が続いています。
状況が長引くようであれば、残念ながら廃業していく工房も増えてくるでしょう。

しかし、これまで続いてきた伝統をここで途絶えさせてしまうのはもったいないと考える方は多いと思います。
”伝統”というブランドはどんな大金を積んでもすぐには得る事が出来ないものですが、M&Aという方法ならば、外部の人間にもチャンスはあるかもしれません。

外部からのM&A

M&Aの仲介を行うバトンズさんの記事で、こんなものがありました。

IT系のサラリーマンだった方が、老舗の窯元を事業継承したという記事です。
他にネット上で調べるだけでも、竹工芸や漆器工房のM&A事例が見つかります。

従業員による事業継承

こちらは、東洋経済オンラインさんの記事です。

埼玉県の伝統工芸品「秩父ちぢみ」の工房を、有志の社員で事業継承したという内容です。

このように、伝統工芸の世界でもM&A事例というのは存在しています。

もしかしたら今後、このように外部からのM&Aや、同業他社や従業員による事業継承というのも増えてくるのかもしれません。


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