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宇久島旅行記 (10) 2022GW(最終回)

前回はこちら↓

11時20分に宇久島を出発した高速船は、時刻表通り13時40分に佐世保港に到着。

港併設の佐世保五番街にある、従姉妹のMちゃんオススメのハンバーガーショップ「ヒカリ」で遅めの昼ごはんを食べます。

させぼ五番街店。目の前は海です。
チーズバーガー 550円

本場、しかも港で食べる佐世保バーガー。
バンズとパテの他はレタス、トマト、玉ねぎにチーズといういたってシンプルなハンバーガーですが、チェーン店のものと違って味が濃すぎず、大変美味しゅうございました😋

船旅の後は少しゆっくりしたかったので、空港までは今回は電車で移動することにします。(電車の方がバスより30分ほど余裕がありました)

およよ?佐世保駅でICOCAにチェージしようと思ったら、ICカード対応の券売機が見当たりません。

オレンジカード??

ここ十年ぐらい、旅先でICカードが使えなかったのは三セクの甘木鉄道ぐらいだったので油断してましたが、JR佐世保駅というか長崎県内のJRはICカード非対応の路線が結構あるようです。

ICカードで乗車して非対応の駅で降りると乗車駅からの運賃を現金で払わなければならない上に、ICカードに降車情報が記録されず、次にカードを使う際に精算証明書を駅員に提示する必要があるなど、かなりややこしいことになるようです。
長崎・佐世保方面に列車移動する方はご注意くださいね。

電車の床。QRコードとしては読めません。

床がQRコード柄の快速に乗り込み、空港最寄りの大村駅で降り立ってみると、バス停までわりと距離があることが判明。
さすがにキャリーバッグ持って移動するのがシンドくなってきたので、ズボラしてタクシー使いました😅
大村駅から空港までのバスは本数も少なく、やはり佐世保からは空港バスを使うのが楽でおすすめですね。

空港に着いたら早速お土産を物色。

昔からそうですがさすが南蛮菓子の本場だけあって、今や全国区の文明堂や福砂屋をはじめ、カステラだけでもものすごい種類があります。

1500年代から続く松翁軒。チョコラーテが有名です。

こちらは琴海堂。戦国時代から続くような老舗がひしめく中にあってはわりとニューカマーです。

コクがあってずっしり&しっとりの、リッチなお味でした。

カステラは牛乳と一緒にいただくのが最高。(私認定)

長崎物語
おたくさ

「長崎物語」と「おたくさ」は関西で言うところの「関西電気保安協会」ですね。
長崎県人はこの名前を見たらあのCMソングが脳内で自動再生されます♪

どーん

わはは、買いに買ったり。気がつけば1万円近く使ってしまいました😅
次はいつ来れるかわからないしね〜、と自分に言い訳(笑)

空港レストランで食べたハトシロール(今もメニューにあるかは不明)

GWも終盤。東京や大阪に向かう便はほぼ満席ということなので、夕食は軽めに済ませて保安検査場を早めに通過。
時間を追うごとにお土産を抱えた大勢の人が搭乗エリアに入ってきます。

夕日を浴びるJALの機体

さよなら長崎〜👋

旅行記のエピローグ

親戚も友人もいない宇久島に行くにはかなりの思い切りが必要でしたが、50年前にほんの数年住んでいただけの、私たち家族のことを覚えていてくださった方とお会いできたことはまさに奇跡でした。
人やモノの入れ替わりが激しい都市部では、絶対に出来ない旅体験だったと思います。

訪れる前は、一回行けば十分かなと思っていましたが、島民の皆さんの温かいお気持ちに触れ、すっかり島のファンになってしまったよう(笑)

来年とか再来年とか、また行けたらいいな〜。

気がつけば全10回もの長編になってしまいましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
この旅行記を読んで、もし宇久島にご興味がわきましたら、是非訪れてみてください。

<<終>>


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