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飲食未経験の30歳が開業するために選択した最初の一手

こんにちは、ばるじぇのの太い方です。

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飲食店をやりたい!

バーのようにお酒を楽しめ、ダイニングキッチンのように笑いが飛び交い、公民館のようにフラッと誰もが立ち寄れるような。

そんな思いを持って、いざ動き出そうとしたとき、まず必要だと思ったのは「技術」でした。

料理は好きでしたし、センスはあると思ってました(無知)。ただそれでも、お金が取れるかは別問題ですし、自信をつけたかったのもあります。

2021年3月、コロナ禍真っ只中

その当時のぼくを取り巻く状況は、こんな感じでした。

  • 2021年3月、コロナ禍2年目の世界

  • 都内住み、共働きの嫁が一人、娘が1歳半

  • ぼくはただの会社員(昭和な会社)

  • 飲食業界未経験

だから何だ?という話ですが、技術を身につける上で考えた選択肢は次の2つしかありませんでした。

  1. 会社を辞めて、アルバイトで経験を積む

  2. 学校に通い調理師の免許を取る

他にも会社員を続けながらアルバイトすることも浮かびましたが、副業禁止の就業規則があったのと、子育てを放ったらかしでアルバイトをする勇気がなかったのもあり、除外しました。

そして、結論を出すのは早かったように思います。専門学校で調理師免許を取るほうを選びました。

理由は、30歳を過ぎて、コロナ禍(しかも緊急事態宣言などが発令されていた世の中)で採用をしてくれる店があるか心配だったこと。

収入面で生きていくことはできても、開業資金が貯められないと思ったこと。

この2つが理由です。

お店を開くための資格、技術を身につけるための訓練として、さっそく夜間に通える調理師学校を探しました。

検索で見つけたのは新宿調理師専門学校、服部栄養専門学校、東京誠心調理師専門学校の3つ。

本来ならば見学会に全て参加して見極めるべきでしょうが、会社の定時が17:30だったので、立地と授業開始時刻が遅めの服部栄養専門学校しか通えない、ということで、もうここしかないと腹を括りました。

高校生に囲まれるオープンキャンパス

2021年の6月、オープンキャンパスに参加することで、試験料や入学金が割引や免除になるという触れ込みを知り、実際に訪問しました。

もちろんオープンキャンパスなんて、高校生の時以来行ったことなかったのですが、個別相談会ということもあり、悩みを解決しようという思いで参加できました。

自分のリサーチ不足かもしれませんが、あんまりネットで検索しても具体的な情報が見つからなかったのです。

どんな属性の人が来るのか?
仕事と両立できるのか?
どんな技術が身につくのか?
料理は素人でも大丈夫なのか?
授業ってオンライン?

学費は総額で約200万円だったので、決して安くありません。というか高いです。なので、しっかり情報は仕入れるべきだと考えました。

ということで、若い子が多いんだろうなと思いながらも実際に代々木の校舎に足を運びました。

当日、校舎の近くにたどり着くと、コックコートに身を包んだ大人たちがざっと並んで来校する受験生を待ち構えていました。

星が1つ2つついてるレストランか?と突っ込みたくなる人員配置で、こちらが申し訳なるくらい丁寧な対応でしたが、逆にこんなオジサンでも快く受け入れてくれる感じもしました。

オープンキャンパスの流れとしては、アンケート記入→施設見学→個別で学校の説明と相談対応というシンプルなものでした。

担当してくれた男性の方に前述の質問を投げました。ざっくりまとめると、

どんな属性の人が来るのか?
夜間はあらゆる年代が来る。社会人が多め。

仕事と両立できるのか?
できている人が殆ど。単位も落とすことは殆どない

どんな技術が身につくのか?
和洋中製菓製パン。いろんな視点で学べる。

料理は素人でも大丈夫なのか?
包丁の持ち方から教える。クセがないほうがいい。

授業ってオンライン?
座学はオンライン(動画配信)。

とのことでした。

その日は他の受験生がみんな制服を着ていることもあり、夜間は社会人も多いという話だけは信じられませんでしたが(笑)。

あなたが選択するなら?

ぼくは「会社に行きながら学校に行く」を選択しましたが、学校は必須条件ではありません。

調理師免許は手段のひとつです。

アルバイトに切り替えるという手も、ダブルワークをする手も、はたまた仕事を辞めて学校に通うという手もあります。

ぼくはまだ開業したわけではないので、ぼくの選択肢が正しかったかどうかは証明できませんが、少なくとも今のところ後悔はありません。

この流れで次回は夜間の調理師専門学校に入ってよかったことを書いてみたいと思います。

学費200万の価値はあるか?調理師学校(夜間)に通うメリットとは。

お読みいただきありがとうございました。

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