「髑髏(しゃれこうべ)に色を塗る」①

あらすじ
この春から大学一年になった青年、土方は、日々の平坦な生活に飽き飽きとしていた。過去に自らの空虚さを「無色」と形容された苦い思い出が、未だに時おり去来する。そんな中、友人に相談すると受動的な怠惰さを指摘された。来たる母の日に贈り物をしてはどうか。感謝を込め親孝行をする。能動的に花屋へ立ち寄る形で、友人の提案は採用された。それが分水嶺だった。ふと、花屋の店員のあるものが土方の脳を貫く。
春は出会いの季節というには違いなかった。

 美しさは細部に宿る。それは物理的な意味であり、比喩的な意味でもある。
 見てくれで伝わる品格は、門の入り口として最も重要だ。所作で伝わる慎重さは、軽はずみに生きていない証左として。言葉を交わして伝わる感性は、己との距離を測る物差しとして。
 入りたくなれば、近ければ。立ち寄ってみたいと思うのが動物として自然と言えるのだろう。


 花を生ける。青々とした茎や葉は力強く生い茂る一面の緑を彷彿とさせ、先端に展開する花弁は鮮やかな青色の大海を想起させる。その色彩はまるで手中に一つの地球を宿しているかのよう。
 鋏で余分なところを切除し、整える。真新しい水を入れた容器にゆっくりと挿し込み、軽く水中で愛でるように洗いながら茎を切断。そして別に用意した花瓶の中に移す。命を得た植物は本来の力を遺憾無く発揮する。
「よし。少し暇になったな」
 纏めた髪によって露出したうなじに若干の光沢が浮かび上がる。宛ら雪の照り返し。夢中で作業しているうちに室内の温度が上がっていたらしい。充満した芳しい花々の香りが陽だまりと溶け合う。そこには一つ前の季節の面影すら無い。
 電話が鳴る。女は深緑をしたサロンエプロンの皺を伸ばした。
「はい。花屋キッケです」

 電車に揺られる。景色の横移動を眺めるのは何度目か。数える馬鹿などいないと頭では理解しつつも、繰り返される日常に辟易していた。空は少しばかりの曇りを見せる。灰色の絨毯は趣味が悪い。毛並みだけが揃っていた。曇天に辟易。所望するのは青天の霹靂。そんなつまらない韻を胸の内で静かに踏んだ。
 味のしなくなったガムをずっと噛み続けている。それが好きなどというわけではなく、捨てるタイミングを失ったにすぎない。無意味で無作為。かといって何か打ち込めるものが自然と見つかるわけでもなかった。必死に探すのも、その上で見つかるものでやりくりするのも違う気がした。まるで目的地の無い持久走だった。加速も減速もしない、ただ立ち止まっていないだけ。
 将来の光景を抽象的に据えたまま過ぎ去る歳月に一抹の不安を抱いている。自分に無責任なくせ、一丁前にそんな懸念をしていた。己のネグレクト。放任主義ではなかった筈なのに。
 敷地内に入ると、どういった特殊能力なのか自分のことをいち早く見つけて声を掛ける者がいる。不思議だった。その能力も、彼の好みも。
「はよー」
 木下という男は分け隔てがない。彼は底抜けに明るく、熊本から上京してきたこの土方という青年が初めて会話したのも木下だった。土方は高を括っていた。新生活、新たなる人生第二章の幕開け。そんな漫画のような浅慮でいざ東京の地を踏むと、知人なぞ一人もいないという心細さが想像以上であることに驚いた。そんな中で彼は四月の内、講義の前に話しかけてくれた。仲良くもなる。
「おう」素っ気なく返事をする土方。
「いつにも増して疲れてんな。バイトまた遅くまで残ったのか」
 土方は大学と並行してアルバイトに勤しんでいた。別段珍しいことではない。地方出身で現在一人暮らし。奨学金を借りているとはいえここは都会で自分は若い。お金があるに越したことはなかった。家に居てもやるべきことばかりではないし、日夜勉強漬けなんてのはまずありえない。時間を潰す理由を欲したのが大きかった。働く。お金が発生する。それは土方の時間に意味を与えた。手持ち無沙汰の大学生活が怖かった。
 さらに遡れば、大学のために上京したのに深い意味はなかった。地元に見切りをつけ、離れたいという気持ち。そして首都で生活をしてみたいという安直な考えが重なってのことだった。
 残業代が出ようが出まいがどっちだってよかった。良心につけ込まれ都合の良いように使われていても、自分が表面上感謝されているならば喜んで勤務時間を伸ばした。おかげで土方の顔は常日頃からその疲れが顔に張り付いている。表情筋は拘縮し、下手に動かせば余計に悍ましい様相になった。心の底から何かに喜んだのはいつが最後だったか。
 高校の時に比べると明らかに生気の無い姿形をしている。そんな土方が木下のような男と親交があるのは、地元の連れに似ていたからかもしれなかった。当時はくだらない声の応酬を惜しみなく続けていたのを覚えている。

「土方はさ、なんかいつもつまんなそうなんだよなあ」
「え。そんなわけ」
「ねえんだろうけど。歯止めかかってる感じすんだよ。楽しみきらないというか、笑いきらないというか」
 高校生のする討論の議題とは思えなかったが、巡らせている自己評価を吐露してみるのも面白い、と土方は思い切って口を開いた。
「まあ、あながち間違ってないかも」
「まじかよ。その心は」
「うーん。難しいんだけど、全力になれる何かが無いっていうか。めちゃくちゃにテンションが上がることも殆どないんだよな。そりゃ昔は年相応にあったけど、中学三年くらいから今までは、人生最高だあなんて瞬間が思い当たらないんだよ」少し大袈裟に言う土方。
「そんなの俺だって宝くじ当たるくらいじゃねえと」
「例えだよ。つまり心が躍るとか、一喜一憂みたいなのと無縁なんだ。ずっと憂鬱ってことでもなくて、延々と同じ物を食べて同じ景色を見てるみたいな。カラフルじゃないんだよ」
 少し詩的な言い回しが気障に思えて土方は瞳を泳がせた。気づかれてはいない。
「カラフルかあ。じゃあ、味気ない、無味無臭の無色透明くんてことだ」
 何だよそれ、そう反論しようとしてやめた。何故だか聞き覚えがあったような気がした。
「人生に生きがいが無く、死んでいるような日々」
 友人から発される言葉は強いもので、空を仰ぐよう厳かに声を届ける様が、担任教師を見様見真似で再現しているようで滑稽だった。教室の天井にある二本ずつ並んだ蛍光灯を見ている。少し前までは力無い明滅が寿命を訴えていたが、今は力強さが視界に弥漫している。
「それって生きてるって言えるのか。一度きりの人生、色づけねえと勿体ねえぞ」
 土方は眉間に寄せる皺に従って友人を睨んだ。分かりきっていることが悲観的な言語化をされると、反射的に不快に思うのかもしれない。
「俺は可愛い彼女いるし、インターハイだって団体は全然だったけど個人三位だし、志望先の大学だって模試は合格圏内だしなあ」
 自慢げな口調は聞き慣れたものだった。土方もいつもの調子で鋒を向けた。
「お前のこと、たまにぶっ殺したくなるよ」
「おーこわ」

 未だにあの頃と変わらない様子の自分を俯瞰で見ると、ほとほと呆れ果てた。まさに一つも色が足されていない。朝日に照らされている。光を透かせば、向こう側の景色がはっきり見えることだろう。
 木下を見やる。学力以外は記憶の中の友人とやはり通ずる部分がある。
「意外にサークルとか入ってるやつって少数派なのな。新歓の話も聞くには聞くけど参加率悪いらしいぜ。今っぽいよなあ、飲みニケーション拒否って感じで」
 木下は憂いているようだった。お酒で特に失敗をしておらず、大人数で楽しく騒いだりすることを是とする人間には残念な時勢なのだ。
「てかこれ死語かな」木下の呟きが通過する。
 土方は曖昧な相槌でこれに対処した。サークルなども絵の具として手に取ってみることを考えたが、決めあぐねていると時が過ぎた。着色の機会をみすみす逃した。
「お前は勉強一筋だっけ」
 よしんばそうだったとして現在の成績では笑い話にもならない。
「俺バカだからさ、楽しく大学過ごしたいんだよな。それに友達いっぱい増えれば勉強教えてくれるやつも増えるだろ。そしたら頭良くなって学費も無駄にならずに済む。こーゆー関係は大事だと思う」
 木下が交友関係と言っているのか前述の実利的な繋がりを指しているのか、土方には分からなかった。元々分かりづらい言い回しをする奴だ。
「おーい」
 背後から投げかけられる。声の主は土方のもう一人の親しい友人である赤羽だった。後方からこちらを見つけ、駆け足で寄ってきたらしい。赤羽は三人の中で一番賢く、それは学力という意味でも地頭という意味でもそうだった。政治経済学部に属している。三人で横並びになった。
「おはよう」互いに同じ言葉を交わす。
 まさしく平凡で、間違いなく幸せな日々の風景だった。

 学食は少しだけ安い。外へ足を向けて探索に出るのも良いが、それでも構内に残るのは自分がこの場所に則した身分であるが故に生まれる安心感からだった。騒めきの彩る空間の中で、薄く寂れた話をしているのは三人くらいのもの。話題は偶然思い出された土方の悩みだ。
「言われてみると腹抱えて笑ってるとこは見たことないかもな。なんで」木下は怪訝そうだ。
「相談するほどのことでもないんだけど、ふと思い出したから」口の中のものを飲み込んでから言った。
 土方の言葉に嘘はない。問題視している事柄ではあるが、友人の手を煩わせるほどではないし、そもそもそれで解決の糸口が見つかるとも思っていなかった。
「退屈な日常に飽き飽きって、確かにビッグイベントが必要だな」赤羽が言う。
「そうなんだよ」
 いざ話してみると赤羽なら何か一風変わった提案をしてくれるかもしれない。そんな期待が仄かによぎる。
「梲が上がらないのを独力でどうにかするのは難しい。だから奇跡を待つ」
 失望しかねない答えに口を挟もうとする土方。しかし間髪入れず赤羽が続ける。話の途中だったらしい。
「こういうありがちな結論こそ聞き飽きたよな。お前みたいなタイプってさ、案外自分で動いてなかったりするんだよ」
 小馬鹿にしているわけではなさそうだった。赤羽は土方が持つ長年の迷宮入り事件を一蹴した。
 実のところ、赤羽はなおざりな人間である自分に呆れているに違いない。土方はそう思っていた。予想より真剣な声色に驚いた。
「アクションを起こす方向さえ間違えなければ何かしらの変化があるって。何か日頃目につくものとかないのか。いつも通る道でやけにこれだけは覚えてるな、とか」
「特には」
「つい入りたくなる店とか、食べたくなるものとか」
「残念ながら」土方は自分でも素っ気ない返事だと感じた。渇望するものが何もないというのも考えものだった。
 赤羽が長考の後、顎に添えていた人差し指を離した。
「分かった。助言をしてしんぜよう」
「おお」思わず土方と木下の声が重なる。
「欲してばかりだから何も手に入らないんだ。趣味とか幸せって必ずしもそういうもんじゃないだろう。でだ、与えてみる方にシフトするんだ」
「与える」おうむ返しの土方。
「上京して一ヶ月と少しだろ? もうすぐ五月だ。親孝行してみるのもいい。恥なんていってられるのは、制服を着てる間だけだ」
 正直なところ、考えにも至らなかった。
「母の日、か」
 赤羽の説得力はいかにもだった。受動か能動かと問われればどちらも実践していたつもりだったが、ギブアンドテイクでいうギブの精神は欠けていた。知らずのうち、自分本位でのみ物事を考えていた。現代社会で既に成人した以上、面映いから避けるなんてのは話にならない。家族への愛とは可視化しなければ永遠に所在の分からぬままだ。
「それ、めっちゃいいじゃん。俺も母ちゃんになんか大量に送ろうかな」
 おそらく、木下のそれは迷惑にあたる気がした。

 土方は講義を受けている最中、上の空でいた。五月の第一週を終え、件の日まであと二日というところに迫っている。帰りの埼京線に揺られる中で以前の赤羽の言葉を反芻する。自分への変化や吉事を期待してというのは動機として不純なようにも感じたが、奉仕の精神は持たないより持つ方が良い筈だった。私鉄の乗り換え口に花屋があったような。不鮮明な記憶のまま、土方は快速電車の齎す所狭しな圧力を耐え忍んで目を閉じた。
 圧迫された空気が放出されると、目的地でなくとも同意を聞かれずに車両から排斥される。流動的な人の波に抗うことは出来ない。個人とはなんと無力なものか。
 なんとか目当ての駅で降り改札を目指すと、目的の花屋は混雑してる風で、客一人二人を想定していた土方は購入を諦めた。

 最寄駅に到着する。時刻は十六時を少し過ぎた頃。大学への定期券区間内で店を探していたが、ふと近くに花屋はないかとスマートフォンを頼った。
 赤羽の勧めでカーネーションを送ることになるとは。花を送るのは些か捻りがないのではないか、刹那そう迷いもしたが他にめぼしい代替案もなかった。母の欲するものが浮かばないというのも問題として挙げられる。
 地図頼りに不安げな足を動かす。着々と近づいている。目視できる距離にまで差し掛かると、花屋キッケと書かれた立て看板が目に入った。
 立て看板はもちろんのこと、値札や各花々の前に添えられた名前を含んだ紹介文なども全て手書きで、丸みのある可愛らしい書体が親しみを感じさせている。開けた店内は、彩り鮮やかな植物の集合住宅のようで、厳かにさえ思えた。遠目で見ることはあっても、実際に自らの周りを草花に囲まれるのとは訳が違った。
 母の好きな花など知る由もないのでカーネーションに他の種類を混ぜる案は却下された。土方に器用なことは出来ず、無難にカーネーションの花束を渡そう。気持ちこそが大切だ。そう自身を納得させた。
 造花でしか見たことのなかったものもあった土方はその多種多様な色や形に魅了され、瞳を揺蕩わせながら次々と新しい情報を求めた。すると店員らしき女性の声が掛かる。
「いらっしゃいませ」
 裏に居たのか、近くに居たが気づかなかったのかは分からない。
「今日はどんなご用で」
 中年の店員は優しく語りかけた。時期的に察してはいるのだろうが、形式的な質問なのであろう。
「えっと、カーネーションが見たくて」
 土方は要望の花の名前を唱えた。
「あら、そんな時期かしらね」
 これまた同じ、知っている者の発言だ。店員は続けて土方に質問を投げかけた。
「お母様は一緒に住んでらっしゃるんですか」
 大学生然としていた振る舞いだったからか、一人暮らしかどうかが気になったようだった。同じ屋根の下で母の日に贈り物をする若者は、そう多くはない。
「あ、いえ実家は九州で」
「随分遠いね。わざわざお店に来たのはどうしてですか」
 敬語とくだけた口調が混ざり合っていて、いかにもこの年代の女性といった感じだった。
「郵送ならインターネットでもやっていると思うけど」
 至極当然の物言いだった。発想がなかった。咄嗟のことに口が絡まる。
「あ、それは」
 学生よろしく戸惑う様を見せてしまっているのが恥ずかしい。手遅れだとしても気丈を振る舞う必要がある。なんとなく、土方の中の自尊心がそうさせた。
「自分で見て選んだものを手渡しするのも良いかと思って。帰省ついでに」そんな予定などないのに。
「素敵。お母様喜ぶでしょうねえ」
 そうであれば良い。希望的観測が少しだけ真実味を増す。
「カーネーションね」雑談に耽り、本業が疎かになっていると危惧した店員は、土方の欲した花を見繕うため声にした。
 それから土方は幾つかの花を見た。花の一つ一つ、発色から花弁の並ぶ様子から全てが違うという。その簡単な説明だけで、素人目にも花の持つ個性は理解出来た。どれも美しく、贅沢な品定めに疲弊した。
 店員から花束とアレンジメントのどちらが良いかと聞かれた。既に完成形のようなもので、そのまま飾ることが出来るというので後者を選択した。花束は縦に長い反面、こちらは飛行機でも持ち込み可能なサイズだったのも理由にあたる。数種類の色の組み合わせから為る、赤を基調とした花々の作り出す外見はまさに芸術と呼ぶに相応しかった。
 レジカウンターで精算を済ませるべく取り出した財布を開く。
「結構するんですね」
 五千二百円。千円程度だった予算を大きくオーバーしているが、相場がわからない以上は仕方がない。土方は財布から取り出した五枚の紙幣と二枚の硬貨を灰色のカルトンに乗せる。
「はい、ぴったし」
 店員がレジを操作し、がら、という金属やらプラスチックやらの音が忙しなく耳に触れる。そして、持ち手の付いたメルヘンチックなラッピングが施された。こんな包装ならば母も喜んでくれるだろう。土方も値段を超える満足感をひしひしと感じた。
「お買い上げありがとうございます」
 店員はにこやかに感謝の言葉を述べる。手渡された品物を前にし、土方も同じ文言を繰り返した後、軽く会釈をする。
 あ、と思わず喫驚の声が漏れた。
 手だ。差し出されたアレンジメントに添えられた両手が、土方の前頭葉を貫通した。前頭連合野の隅々に至るまでを衝撃が波打った。美しい。清廉で、柔和で、秀麗だ。その柔肌は雪のように白く、漆のように滑らかで、百合のように淑やかであった。それは視覚からの情報のみでも揺るぎない。
 透き通る一面白銀の情景を思い浮かべるほどに儚げにも映る。まだ一つ前の季節が存在を仄めかしているのだろうか。もう随分経つ。今は春の山場に位置する時期だ。
 その手先は、美しい草花の中で一際に異彩を放っていた。
 土方は顔を上げる。店員の顔がまざまざと画角に収まった。ずっと視界に居た筈なのに、初めて目が合ったように思える。言葉を喪失した。
「どうしたの」
 店員の言葉で我に返る。しどろもどろになりながらも脳内で持ちうる手札を手繰り寄せる。処理速度を最大限に上げなければならない。
 花屋の店員。花を生けるのは大変だろう。こういう仕事なら普通は手が荒れる筈ではないのか。土方は率直な疑問を口にした。することにした。
「手、綺麗ですね。こういうお仕事って水とか頻繁に扱うでしょうし色んな植物も触るから荒れたりすると思ってました」
 店員は空になった両手を重ねるようにして引いた。胸の前で恥ずかしげに指を隠し、甲を向けている。そして頬を緩め、眉間に少しばかりの皺を作った。二本の眉が八の字に垂れ下がっている。
「そうね、人一倍気を遣ってるの」
 褒め言葉のつもりだったが困らせてしまったのではないか、そう不安になった。

 帰り道。すっかり外界は柿色に染まっていた。普段ならば見過ごしてしまいそうなその単色の風景を、甚く愛おしく思った。



ありがとうございます。 作家になるための糧にさせていただきます。必ず大成してみせます。後悔はさせません。