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雨が降ろうと、降ろうと 

野山駆け巡らずとも、ムシの存在した本日である。
正面にも背後にも、握る拳の中にさえそれは存在したが、しかし写真には収まらぬ。しかし動いたわけでもないのに倦怠感を覚え、さて、はたしてその虫とはなんでしょうかっ!

既に雨季目前といったこの頃である。
そんな日々にうきうきな鹿田です、よろしく。

こけけけ、こけけけと庭の蛙も鳴いている。かえる師匠もかえる師匠で雨季にうきうきなご様子のようで喜ばしい限りである。僕も僕で下らない洒落をねちねちと使いまわし、また雨季の一部に溶け込んでゆく魂胆がある。ついでにビールの雨でも浴びようではないか。

今日は業務中ながら手の空く時間が長くあったので、米澤穂信の『氷菓』を読んでいた。前情報でゆるい学園モノの、人の死なないミステリーとあったので、偶にはこういうのもいいかということで手にした。
それに最近米澤さんの小説をたまたまよく読んでいて、それがどれも当たりだったこともあり、いまいち(またこれもアニメ化されているということによるよくない偏見で・・・・・・・)食指の動かなかったこの本に、やっとこすっとこ手を伸ばしたのである。満願は無論、儚い羊たちの祝宴ボトルネック(うおおおおお、ぐふっ※無視してください)どれもあたりで僕好みであった。

そして読んだ感想としては、読む前に想像したものとは全く違う結末に驚き、そしてその展開、とある回収にほほうとひとり唸ることとなった。もっとラフに話が続いていくものだと思っていた、1,2話あたりの雰囲気で。しかし、あー読んでよかった。

あ、僕みたいに偏見で読んでいないあなたもったいないです。ミステリ好きなら是非手に取るべし!そして黒牢城が文庫化されたならば早く読みたいものである。あ、この話デジャブ感あるな。ボトルネックの話もここでした気がする。ま、いいや。

まあそんな感じで今日一日過ごした鹿田であったとさ。

それから最近再び、やはりチャットGPTが気になって仕方ない鹿田はアマゾンで週刊東洋経済の『chatGPT 仕事術革命』を購入した。まだ届いていないがやはり今勉強すべきとと思いたち、ポチった次第である。折木奉太郎に肖り省エネ主義に則り「やらなくていいことなら、やらない」をモットーにくらしてみたいものである。

しかし何をしても手際の悪い不器用な僕は折木にはなれないので、最低限の勉強はしてみようという始末である。僕のやるべき仕事をchatGPTを用いて自動化し、「えーと、今日のタスクね」「ポチっとな」とキーをワンタップしただけで全て片付くぐらいにしたいものだ。

ではまた。



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