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テズルモズルのいる部屋

ふうっ、と朝から一汗かいて充実感に満たされている鹿田である。空白の6日間はさらっとなかったことにして。鹿田の特技の1つだね。(鹿田の胡麻菓子SKILLの10だ。)指先が痺れる程だった肩こりも多少落ち着き、ストレス少なく気ままにnoteを書く事ができている。幸せ。

窓の外はあいにくの曇天。しかし外に出ることのない鹿田にとっては何の問題もないことだ。逆に網戸から涼しい風が吹いてきて、運動で火照った体を覚ましてくれる。朝方ラインを使ったオンライン会議もあったのでいつもより早起きをした。しかしその起きた直後、今の今になって、散らかり放題の部屋を晒すことになる!と気づいたのである。

さあどうしようだ。鹿田の部屋の散らかり様ったらない。まず入り口から入って左手にベッドがある。その奥には大きな本棚が2つ、間を埋めるように小さな本棚が向き合って設置してある。しかしそれでも本を売れない鹿田は次から次へと本が増えるばかりで本棚の上にも、まるで積み木のように重なっている。それが手前まで侵食し、手前には今度は昔買ったCDやゲームの入ったボックスが2つどんどん!ベッドの対面には衣服棚があり、またその前を今度は使いもしない観賞用になっているキャンプ道具に、ゲーム関連の電子機器が煩雑として置いてある。PSVRもあるわ。

PSVRをはじめて見たときは感動したね。しかし配線が鹿田には複雑なのだ。一度外してしまった今、再度接続する自信もなければやる気もなく、ほかの様々なコード類と一緒くたにもしているため、ただただズモズルになり果てている。(あ、知らない人は調べてみてください。人によっては若干閲覧注意かもしれない。変な生き物好きにはたまらないが、変な生き物好きなら知ってるだろうから特にサイトは載せないね)

話が飛び飛びで申し訳ないが、変な生き物とか深海魚とか、大好物なんだよね。ずっとネットサーフィンしていられる。前もここで話したかもしれないが、ロクロクビオトシブミとかユカタンビワハゴロモ、なぜそんな風に進化したのか実際解明されていないくらい変な見た目のものや、頭だけ透明な深海魚デメニギスとかツノゼミとかね。擬態界隈だと有名なコノハチョウコノハムシ、それから人間に錯覚さえ起こさせるムラサキシャチホコとかね。いや、敵に見つかりづらければ見つかりづらい程生き残るから、その遺伝がー、っていうのは分かるんだけれど。

まぁ。時間をかけて作られた、一種の奇跡の芸術だよね。本当、見ていて飽きない。それに対してロクロクビオトシブミ系は意味不明だが。確かに虫界隈では首の長さチャンピオンだろうから、キリンのように高いところにある葉っぱを優位に食べることができるんだろうけれど。ヨツコブツノゼミは、あの奇妙奇天烈なツノが蜂にでも見えるんかね?いやはや考えれば考えるほど楽しい。

そんなこんな、素敵な虫たちが大いに飛び回る季節はもう目の前。鹿田は待ち遠しくて仕方がない。今年も何が面白い虫に出会うことができるだろうか?カブトムシもいいけれど、それより鹿田は変な虫の方が好きだ。カブトムシと言えば年々小さくなっている気がするけれど、それはただ、幼い時との視点や対比の差なのかな。幼い頃遊んだ広い原っぱが見つからなくて、実はそれは庭先の小さな野原だったり。

それでもいい、虫には毎年毎年新しい発見を抱かせてもらえる。変な虫に出会える好奇心は、鹿田の夏好きにも大いに貢献しているし。クルクル同じところを巡るオニヤンマを見つけては昂ぶる気持ちは、子供のころと変わらない。おお、夏がくるぞ!

しかし!

お前だけは好きになれないのだごめんよカメムシ!

鹿田の部屋に入ってくんな!こっそり服から顔出すな。変な匂いで魅せつけんな!あの匂いを嗅いだ途端、ああああああああって鹿田はバグっちまうんだ!

じゃ、またね。


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