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一度も使われないゴキジェットと住み始めて1年が経つ

~一人暮らし開始から1年経過した~

今月で一人暮らしを始めてから1年が経ったので、住んでみて思ったことを書いておこうかと思います。

・食事が面倒
一人だと用意するのが面倒。毎日ではないにしろ実家だと食事が出てきていたので、楽だった。毎食べなくてもいいやと思うようになってきた。野菜が不足しがちなので、野菜ジュース。昼間は在宅勤務で用意するのが億劫なので既成麺/冷凍食品を買う機会が増えた。

・服を着なくて過ごせる
実家だと風呂上りに暑くてもできないこと。30分くらい服を着ないで過ごせる。解放感。

・貯金ができない
奨学金やら生活費やら、出費が著しい。特に引っ越した数が月の初期投資は大きい。薬局で諭吉が飛んで行った時は驚いた。実家暮らしで奨学金を払っていない同期と比べると1か月に使える資金が数万単位で違うので、SMSで旅行の投稿を見ると鬱憤が溜まる体質になってしまった。

・一人で映画館に行ける
外食然り、映画館然り。一人行動がメインになるので、単独でどこかに行くハードルが下がる。たまたま家から自転車で映画館に行ける距離なので一人映画は趣味になった。あとは週1でドトールに籠ったりしている。

・掃除、意外と苦ではない寧ろ好き
面倒だなと思っていたけれど案外楽。寧ろ家族分の洗濯をしていたこともあるので、かなり楽に感じるようになった。排水溝掃除は相変わらず好きになれないけれど、終わった後には達成感を覚える。「部屋の掃除は心の掃除」をモットーに週一回(だいたい土曜日の朝)トイレやら床やらの掃除に勤しんでいる。

・突っ張り棒が大好きになる/モノを吊るす楽しさを覚える
都内1Kなので収納が多いとはいえない。だからといってモノを床に置くと埃が溜まる。そんなわけで我が家は突っ張り棒だらけだ。実に8突っ張り。玄関、トイレ、洗濯機上、冷蔵庫上、リビング×2、デスク上、風呂場。突っ張りの他にもS字フックも大量にあるので、イヤホンやマスクがぶら下がっている。デッドスペースを活用しようという本を読んで以来、人の家にお邪魔すると「この空間は死んでいる」と思うようになってしまった。

・冬を乗り越える
冬を乗り越えたことによって大量の衣服に悩まされてしまっている。食料もストックを持つようになり、「ため癖」がついてしまった。ある程度の備蓄は必要だと思うと、買いだめは今後もやめられない気がする。

・空だったはずの本棚が懐かしい
実家には大きめの本棚に紙袋2つ分くらいの本が置いてあった。さすがに持っていくのは荷物になると思い、新居で新しく本棚を買った。1年経って既にパンパンに詰まっているのはなぜだろう。家の近くに本屋さんと古本屋があるのがいけない。読みたい本を躊躇なく買うことができる環境なのだ。時々実家に帰る時には何冊か置くようにしている。迷惑な話だ。

・害虫に遭遇しない
黒いてかてかの生物に未だに遭遇していない。建物の最上階であることも関係していると思うが、一度くらい出てもおかしくないのでは?と思いながら過ごしている。薬局で1番初めに買ってから一度も使われないゴキジェットと同棲を始めて1年が経つ。決戦の日はいつになるのだろうか。

・2口コンロに憧れる
1口コンロだとパスタを作ることができないじゃないか!と思ったこともあったが、パスタを食べる機会がそれほど多くない。料理の幅が広がらないとも思ったが、今は何事もなかったように毎日過ごしている。~を焼いただけ、○○を煮込んだだけ。そんな食事が多くなった。昨日は茄子。今日はオクラ。明日はシシトウ。

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