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CCNA に3回目で合格した

折角大きな試験に合格したので書いておこうと思います。インフラエンジニアを目指す方は業界の登竜門的な試験ですね。持っていたほうが、意欲と実力のアピールになると思います。

【受験時のステータス】
コマンドプロンプトすら触ったことのない文系未経験、社会人3年目の時に挑戦しました。正直文字列の羅列見るより日本語の方が向いている気がする、、やりたいことを削ってまで受けるべきじゃないな。環境は変えてみるまでは後先分からないもんだ。


【合格までの道のり】
2021/3~2021/6 
3か月くらい

【勉強時間】
平日は1日3h 休日は5h

【取得点】
830点(ギリギリ、、!!)

【何回目の受験か】
3回目

【使用テキスト・参考にしたサイト】
ping-t 、イージスサイト、 白本

【学習方法】
最初の方は分からなくてもどんどんテキストを読み進める。その後ping-tでとにかく問題を周回すること。9割以上取れるようになったら受験資格あるレベルに到達しているらしい。

IPアドレスの計算・ルーティングテーブル・show runとかshow route読み取り・AD値なんかも把握するべき。出るよって参考書に書かれている部分は大体出るので、何で正解がこの選択肢になるのかしっかり理解して勉強した方がいい。どの試験でも共通だと思いますが、丸暗記はNG

【試験の感想】
 1回目の受験は勉強を始めて1か月程、4月の頭だった。会社の研修を中心に勉強したけど、理解度が低いと自覚。ping-tの正答率も7割ほどで受かる気がしないまま受験し、結局そのまま落ちる。スコアは660点程。印刷されたスコアシートの顔がスコア表示より印刷されていてイラついた。またこんな試験に4万払うのかと思っていた。

 2回目の受験までは1か月半ほど、仕事が終わってから3h勉強する日々を継続した。受験期と同じくらい辛抱強く続けた気がする。やたらとカロリーメイトにお世話になった気がする。5月半ばくらいから9割を超えるようになっていたので、これは受かるんじゃないかと自信に溢れていた。だからこそ落ちたときはショックだった。スコアは770点くらい。前回から100点近く上がった。印刷されたスコアシートには顔面がでかでかと印刷されていて苛立ちを覚えた。

 信号を何回か無視して歩いていた。休業の店の前で15分くらい立っていた。目の前をマスクをつけたたくさんの若者が通り過ぎた。都内の小さな、紫陽花の咲いてる公園のベンチに座ると、久し振りに涙が出た。中年合唱サークルがリハーサルで翼をくださいを何回も歌っていた。叶うならば翼が欲しいと思った。叶うならば大空に羽ばたきたいと思った。ベトナム人が知らない言葉で電話をしていた。

 3回目は2回目の試験の2週間後に受けた。ここで白本を購入した。既に10万円近くこの資格に使っていると考えると発狂しそうになるので考えないようにした。そうしようとする度に思い浮かんで発狂しそうになった。分厚い白本を布団に叩きつけた。試験料の感覚が崩壊したので、これから受ける試験(TOEICとか)は安く感じるだろう。試験中も絶対落ちているから次の試験はいつにしようかと考えていた。何問か2択まで絞った問題も結局どっちが正解か分からないので適当にマークした。採点画面が現れ、830点で合格との文字が浮かび上がった。天を仰いで再び画面を見るという行為を3回くらい繰り返した。夢じゃなかった。合格基準が825点なので、1問間違えていたらまた36960円課金するところだった。社会人になってから1番勉強したと思う。実務に活かせる知識になっていないのが残念だけれど、持ちうる環境の中では仕方なかったと割り切りたい。お疲れさん。

【これから受ける人にメッセージ】
pimg-tだけで受かりますとか、1か月で受かりますは安易に真に受けない方がいい。ping-tの問題はでないけど、ping-tをやらないと受かっていなかった。別業界から勉強を始める人は試験料も高いので覚悟を決めて下さい。
あと、人と進捗度や現状の苦しさを比較してしまうと鬱の手前くらいまで精神が追い込まれるので、あくまで自分のできる範囲で努力を継続して下さい。なんでうかったのか未だにわからず。実際の職場ではこの資格を持っているだけで通用する機会は少ないと思います。取得後も継続的な学習をすることが必要な業界ですね。

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