顧客起点のバリュードライバーエキストラ(意味不明笑)
今日も誰より価値ある1日を。
こんにちは、大鹿です。
noteを開いてくださってありがとうございます。
お伝えし忘れていた!
前回・前々回の2回にわたり、『バリュードライバー』と題して付加価値を売る技術についてお届けしてきました。
この中の重要ポイントの1つ。「背景情報」にはさらなる秘密があります。
厳密に言うと伝え忘れていたのではなく、ここまで盛り込みすぎると頭も文章もショートすると思ったので話を分けました。
今回は特に、「ビジネスチャンスを探している」という方には間違いなく強力な内容です。「エキストラ」としてお楽しみいただければ!
※注意)必ず<表の巻><裏の巻>を先に読んでくださいね。必ず。
それでは結論:背景とは市場である
バリュードライバー<表の巻>では、顧客の見えていない感動を探り当てるために、それを生んだニーズの背景をしっかり掴みましょう、というお話をしました。
「見えていない感動」理論についてはこの記事で解説
↓↓
この背景情報を押さえるメリットとして、
あなた“だけ”が顧客の感動ポイントに気づける
あなた“だけ”が顧客の成功を高い確率で導くことができる
ともお伝えしています。あなた“だけ”。よそより深く相手のことを理解している、ということです。
詳しく語りだすと長くなるので「どんな内容だったっけ?」という方は<表の巻>に戻ってください。そして戻ってきてください。
ちょっと抽象的な話なので、前2回で例示した背景情報の具体例を挙げましょう。
スーパーへのお菓子の営業(BtoB)
…この地域では高齢化が顕著。お金を使ってくれる若い主婦層を、他社に先駆けて取り込む必要がある(という顧客の背景)
整体師さん:デスクワーク続きで肩こりに悩む人への事例
…在宅ワークでずっと同じ姿勢。1日に何本もオンラインミーティングもあり気も張っている。夜まで仕事が続き、身も心も休まらない(という顧客の背景)
ドライヤー:バリバリ仕事をしてキャリアアップしたい女性へオススメする事例
…毎日遅くまで仕事に没頭し、朝も早い。時間がないなか、髪のケアをする時間が十分に取れない。しかし身だしなみをきっちりしないと仕事に支障が出る(という顧客の背景)
背景情報を改めて並べてみました。気づいたことはありませんか?
これらの背景は目の前の1人の顧客から聞き出したものです。
けれど!
同じような背景を持つ人は1人ではなく、間違いなく大勢いるはずですよね?
「この地域では高齢化が顕著。お金を使ってくれる若い主婦層を、他社に先駆けて取り込む必要がある」スーパーなんて、ぶっちゃけいくらでもあります。地方ならだいたいそう。
1日に何本もオンラインミーティングをこなすハードな在宅ワーカーだってたくさん。
背景情報が指すものは言い換えると市場なのです。マーケット。
たとえば私が整体師さんだったら、背景を市場と捉えてこういうサービスを出すと思います。
まァネーミングはもうちょっとひねるかもしれませんが。
ドライヤーの背景も同様に、市場情報に変換できます。それを使って
という売り方をしてみるとか。
「N1マーケティング」という考え方があります。
これは特定のたった1人の顧客の深い悩みを起点に、商品開発やプロモーションを組み立てるというもの。背景=市場情報はこのN1マーケティングを可能にします。
ビジネスのヒントが目の前の顧客の背景情報にある。
そう考えれば深く掘り下げないわけにはいきませんよね。
「ビジネスチャンスが見つからない〜」と悩む方は多いですが、実は身近に、無限に転がっている可能性があります!
あなたのお客様にはどんな背景情報を持った人がいますか?
それはどんな市場に変換できますか?
ぜひリストアップしてみてください。誰も知らない広大な大海原が、そこには隠れているかも。
さぁ、あなたは今日も価値を創りたくなった!
この辺で筆を止めておきます。
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