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デメリットが自分らしさに変わるとき。

一見デメリットに思えることも、見方を変えれば自分らしさに転換できることがあります。今日はそんなお話を。

とても律儀で、普段の発信からその面倒見のよさがあふれるほど伝わってくる先輩コンサルタントさん。以前お話させていただいたとき、どういうふうにサービスを提供しているのかを聞かせていただきました。

すると、返ってきた答えが、

「私はクライアントさんに毎日、その日やったことを報告してもらうようにしているんですよ」

そしてその報告に対して必ずフィードバックをする、と。1人ひとりにそんなにマメに接するの?? という疑問をぶつけると、

「確かにこのやり方では、抱えられるお客様の数は限られてしまうけれど(苦笑)。自分が誰よりも相手に寄り添えるのはこの形だったんですよね」

その言葉を聞いて、ご本人の面倒見のよさがそのままサービスの品質につながっていることがよく理解できました。

僕も経験がありますが、自分がやっていることが果たして正しいのか? ちゃんと前に進んでいるのか? が自分自身で分からないから不安になるものです。分からない状態が続けば続くだけ、その不安はどんどん肥大化していきます。

そんな気持ちを理解してくれて、律儀に優しく導いてくれたら…それも毎日。これほどうれしいことはありません。「それなら高いお金を払ってもいいかも」と、確かに思いましたもの。

「抱えられるお客様の数が限られてしまう」というデメリットを補って余りある、その人らしい寄り添い方。これこそが自分らしさを生かすということだと納得できました。

マメに毎日コミュニケーションするだなんて、ライバルとの比較の中では生まれてこない発想だと思います。なぜなら多くの人が、目先の効率ばかりを求めようとするから。

別の例を挙げましょう。

いつも寡黙で静かなカウンセラーさんであれば、それを「自分は明るく活発にハキハキものを喋れない」というデメリットにしないでいいわけです。

人間の中には、ただ静かに話を聞いてほしいという人もいるのだから。

自分らしさ、あるいは「強み」というものを複雑に考えるあまり、ゴテゴテと装飾を加えてかえって捉えどころがなくなるケースもよく見ます。

もっとシンプルに、相手の感情に寄り添って考えることが、自分のできることに変わっていくのだと思います。デメリットに見えるものの中にだって鉱脈はあるものです。

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