【裏技】地方の中小菓子メーカーがコンビニに商品を卸す方法
今日の内容>>>知り合いに菓子メーカーの方がいたら、雑学程度に教えてあげてください。
昨日『お菓子を通して地元の文化を発信する。』という記事を書きました。
ここでも書いたのですが、僕・大鹿は前職が菓子屋でした。全国の中小菓子メーカーの商品を扱う問屋の開発・営業でした。主な担当はコンビニ。◯―◯◯セレクトで知られるところで◯―◯◯セレクトを作っていました(笑)。
もし、地方の中小菓子メーカーがコンビニに商品を置いてもらいたいと思ったら、普通はややこしい商社ルートを通すのですが…【裏技】があります。
それは、個店に直接営業をかけること。
FC本部やコンビニのエリア本部に営業するのは、コンビニ慣れしていないメーカーがいきなりやるのはオススメしません。あまりにもコンビニのルールが複雑すぎるから。
僕は表も裏もすべて把握していましたが、本1冊書けそうなくらい暴露話になるので書きません!
で、話は戻って、個店のオーナーにアタックして直接店頭に置いてもらうパターンですが、仲のいいメーカーの社長が実際にやっていたし、「変わった商品置いてるなあ」というところはお店の方が進んでメーカーと直取引しています。
変わったお菓子を置きたい。本部ではできない地域密着のお菓子を置きたい。といった意欲的なオーナーがいるんですね。なかには。
オーナーがバイヤーを兼ねた“自由すぎるコンビニ”も少数派ですがあります。
(コンビニは本部の意向を受け入れなければいけないのですが、その反面、オーナーは本部にとって「お客様」でもあります。一見、全部同じように見えるコンビニの『品揃えの独自性』にも、せめぎあいがあるのです)
ただし注意点としては、一般的なコンビニの流通網(=つまりセンターであり配送車)に乗せられないので、お店に直接納品しなければならないというデメリットもあります。
1円2円の利益を稼ぐお菓子ですから、赤字で卸す必要はないと思いますが、
・ブランディング(認知)のため
・販売データを取るため
と割り切ることが大事ですね。
「客層がこれこれなコンビニで週これくらい売れた」というのはれっきとした実績でありデータですから、それをもって今度は別の小売店に商品提案するのはありです。コンビニの販売データ、小売店は欲しがりますから。
前述の知り合いの社長はそうやってました。
裏技であり抜け道でありグレーであり、どこかからクレームが来そうな内容を書きました(苦笑)。ヤバそうだったら記事ごと消します。
「もっと詳しく知りたい!」というもの好きな方がいらっしゃったら、僕・大鹿のプロフィールページにある【仕事依頼】に問い合わせ先を載せているのでご連絡ください。
別に仕事どうこうではなく、お話させていただきます(笑)。では。
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