逆説の10ヶ条。
「逆説の10ヶ条」というものがあります。
アメリカ出身の講演家、ケント・M・ギース氏による言葉。今回、10ヶ条のすべてを紹介しきれませんが、1つだけ、とても感銘を受けたフレーズをお伝えさせていただきます。
神田昌典先生の著書『未来実現マーケティング』で、紹介されていました。
実現する価値のあるものほど、“逆説的に”周囲から圧力をかけられるものですよね? 労力やコストがかかるから嫌。今まで当たり前のようにあった安定が、崩れることになるから嫌…。
そんな感情が渦巻くことも、大人になればなるほど分かると思います。それでも…たとえ99%の人に批判されようと、1%の人のために率直なあり方で居続けられるどうかに、自分が「選ばれる理由」が現れるものです。
たとえば、ネットやSNSを駆使できれば誰もが起業して成功できる、という風潮があります。でも僕は、それはある意味では正しいものの、ネットを使えばなんでもかんでも上手くいくという考え方には反対です。
いうまでもなく、仕事というのは信用から生まれるものです。顔を突き合わせてすら、他人に信用してもらうのは難しいことなのに、顔が見えづらいネットでなおさら。
ネットにはネットのメリットがありますから、僕はネットもリアルも両方使うべきだし、どちらかをやっておけばいいなんて甘えでしかない、というのが主張です。
そのように発信すると、おおむね9割以上の人には無視されますね(苦笑)。
もちろん、事情があってネットというフィールドを選んでいる人もいるし、それはそれで自分のポジションだからいいんです。
ネット=あまねくすべての正解のように、思い込みで視野狭窄になっていることに、僕は疑問を感じているのであって。
不思議なことに、そうすると自分と同じような価値観や、従来のあり方に疑問を持った人が集まってくれます。ごく少数かもしれません。それでも、お互い共感しあえる、濃い感性の持ち主が結びつくことになる。
そりゃあまあ、「自分には理解者などいないのかもしれない」と不安になることもあるでしょう。
しかし、ここで“正直で率直なあり方”を偽って八方美人になってしまうと、これまた逆説的に、自分が選ばれなくなってしまいます。
周りに流されるのではなく、自らの主張を、心から信じ続けられるか。遠回りかもしれないけれど、嘘偽ることなく、真っ直ぐでいられるかどうか。
このnoteでは、批判覚悟で、僕が正しいと思うことを率直に書いています。読んで信用してくださる方はごく少数かもしれませんがww、気に入ってくれたらお気軽にメッセージをください。
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