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自分をコンサルする方法。

「仕事が増えない」「忙しいけど売上につながらない」というときは、だいたい出力作業が足りていないことが多いです。つまり、自分で自分の問題を直視し、目に見える形で書き出しているかどうか。

今日は僕が以前教わった、分析と改善のフレームワークをシェアしたいと思います。「自分で自分をコンサルする方法」とでも考えてください。

ではさっそく。以下のチャート図が「自分コンサルフレームワーク」になります。

この図の場合、テーマは「売上」です。

ご参考までに、王道の考え方ですが売上というのは、

売上=客数×客単価×購入回数

とシンプルに表現できます。マーケティング関係の本をよく読まれる方はご存知かもしれません。

この公式を使う場合に大切なのは、いきなり特定の項目を飛躍的に伸ばさないこと。たとえばいきなり客数が2倍に増えることはないし、客単価をいきなり倍にすることも現実的ではないですよね。

対して、すべての項目を1.25倍、つまり少し上向かせるだけでも結果は1.25×1.25×1.25=「1.95倍」と、2倍に近い数字になります。そして、そのためにできる施策を、フレームワークを使って考えていきます。

チャート図ではテーマを売上にしていますが、集客でも人脈作りでもスキルアップでも、さまざまなことに置き換えられると思います。あなたが改善したいものを図の真ん中にセットしてくださいね。

さて、本題に戻ります。「自分コンサルフレームワーク」の使い方は実に明快です。

<第1ステップ>

今、あなたが取り組んでいることを書き出し、どうすればそれをもっと加速させられるかどうかを考えます。

コツは、難しいかもしれませんが一足跳びくらい発想を飛躍させること。たとえば、SNSをもっと伸ばしたいとき、更新頻度を倍にするより、違うターゲットに向けて別のアカウントを作った方が効果が望めるかもしれません。

「いや、でももう1つアカウントを運営するなんて現実的じゃない」という難題に対しては、たとえば「外注」という手段で解決できますよね。

なるべく、自分の頭の中だけで「できる・できない」を考えないことがポイントです。

<第2ステップ>

続いては、今あなたが直面している問題や課題に感じていることを書き出し、それを解決するための施策を考えます。

たとえば、客単価が上がらないという問題に対しては、たとえば「ついで買い」の仕組みや松竹梅のプランを作るなどでクリアすることが考えられます。

ここでも、なるべく今あなた自身ができる枠組みの中だけで考えないことが大切ですね。

<第3ステップ>

第1ステップの「加速施策」と第2ステップの「解決施策」を並べて見てみましょう。それが、今取り組める具体的で明快な改善策ということになります。

と、駆け足でしたがこのように書き出していくと、モヤモヤっとしていた自分の課題とそれを解決する方法が見えるようになってきます。

もちろん最初はうまくアウトプットできないかもしれません。また一度やればいい、という類のものでもありません。毎週なのか毎月なのか、定期的に更新を繰り返すことが大事です。

慣れと習慣! です。

もし自分自身でうまく分析ができない。改善の具体的な方法が分からない、というお悩みがあれば、ぜひ無料相談もご利用くださいね。365日、受付しております。


■発信者・大鹿のプロフィール
起業家さんや経営者さんの『才能を100%引き出すこと』『才能を発揮できるあり方を見つけること』が活動理念です。

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