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人の3倍働くといえば実際は1.7倍くらい?(一説)

中小企業コンサルタント・竹田陽一氏の『小さな会社 儲けのルール』によると、人生の成功方式は、

y=ax2+b

で表現できると書かれています。本の内容から、起業の成功方式、と言い換えてもいいと思います。

いわく、発熱量ジュールの法則もアインシュタインのエネルギーの法則も、この2乗を使った関数で表されるから、ということです。

  • y=目標(人生)

  • a=才能

  • x=時間(努力)

  • b=過去の蓄積

これの是非はどうか? という話は置いておいて、まァ今回は一説として聞いてください。仮に目標がこの通り達成できるのだとすると、投入する時間の2乗が成功に関わってくるので実質は

  • 人の2倍働くなら平方根で約1.4

  • 人の3倍働くなら平方根で約1.7

「2倍働け。3倍働け。といわれても物理的にムリだしなぁ」と思ったことがあるので不思議とこの考え方には納得しました。

サラリーマンが9時-18時で休憩を入れて実質7時間働いているとしたら、2倍働けば1.4倍で約10時間です。3倍なら約12時間。

手が届きそうな、現実的な数字に感じられてきます。

ちなみに、a=才能はトップ3位以内くらいでないと五十歩百歩で、b=過去の蓄積は親の七光りやせいぜい預金や不動産などすぐに手に入れられるものではない、とも書かれています。

個人的に、書かれてはいませんでしたが過去の蓄積として過去に培った経験やスキルは生きてくるのではないかな、と思います。

本書は20年前の古い本ですし、個人のスキルにスポットライトが当たり始めた昨今とは少し考え方が違うのかもしれません。

しかしいずれにせよ、人生の成功方式がy=ax2+bというシンプルな形で表されるとしたら、変数になるのは時間xだけなんですね。その他は、今の自分がどうこうできるものじゃない。

個々人のライフスタイルなのでとやかく言うつもりはないけれど、会社員から個人事業主やフリーランスになってなお、会社員の労働時間を基準にしているのはさすがに甘いと思います。

もちろんゴールは「働く時間は短く、稼ぎは大きく」を目指したい。けれど起業という未経験のことを始めるのに、1日7時間労働では少なすぎる。

やらないと分からないかもしれないけれど、7時間なんてあっという間です。現実的に足りない。

かといってどれだけ働けばいいの? というと、これは一概には言えません。僕が偉そうに言えることでもないのですが、「2倍、3倍」というのはあくまで成功者が武勇伝的に語っているものとして、

これまた現実的には1.4倍〜1.7倍

を目指せばいいのではないでしょうか。あくまで本書の一説ですけどね。

何事も極めるには1万時間が必要と言われます。1日7日労働だとしたら5〜6年かかるところを、仮に1.4倍なら3.5〜4年あたりにまで縮められます。時間の投入量によってはもっと。

現実を見てもなお、3年以上はかかるとすれば腰を据えて淡々とやっていくしかないですね。

「3年は我慢の期間と心得る」

ある方の発信にあった言葉ですが改めて納得です。


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