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効率社会だからこそ非効率を効率に。

誰もが右向け右で効率を求めれば、それは便利だけれどすべてが「効率」という枠組みの1つになってしまいます。

要は、効率合戦になってしまって違いが分からなくなるというデメリットが生まれます。そして面白いことに、非効率への“揺り戻し”も一部で起こるという。

たとえば、誰もがWeb集客やSNS運用に手をつければ、これら自体は効率的ですが、選ぶ側からすると選択肢が過剰に増えることになるわけで。

なんだかどれも同じことをいってる。やってる。何が違うの? どう選べばいいの? と。

たくさん商品が並べられた状態で、コンセプトやクオリティをトライ&エラーさせて徐々に頭1つ抜け出していく、というのが主流のやり方。(厳密には違うかもしれませんがご容赦くださいね)

ここであえて、非効率な手段を選んでみるというのも、違いを見せる1つの手段になると思います。しかもいいことに、大多数の人がやろうとしません。

たとえば、みんながスマホやPCでコミュニケーションをしていれば、対面で会いに行くことを選ぶ。これは非効率といえば非効率かもしれないけれど、一方で親近感が生まれるし人柄もダイレクトに伝わりますよね。

SNSでは何週間〜何ヶ月というやり取りでようやく醸成されることが、わずか数時間ほどで済んでしまうということもあります。

「会ったほうが手っ取り早かったわ」と感じることって多々ありませんか?

コロナ禍でデジタルコミュニケーションが当たり前になりましたが、片や“アナログへの渇望”も生まれましたよね。家の中の暮らしを豊かに便利にするだけじゃ、物足りない。やっぱり外に出たい。人と触れ合いたい、という。

非効率だから品質をおざなりにしているか? というと決してそうではないですよね。それは手間暇かけてつくった料理のほうが人を感動させる力があることからも、わかるでしょう。

非効率の中に価値を見出すことことができれば、今度は非効率のよさを生かしつつ、効率化していけばいいと思います。

たとえば会って話せば親近感が生まれやすいものの、コミュニケーションを継続させるためにしょっちゅう会う、というのもまた難しいです。だからアフターフォローはデジタルの手段を活用する、とか。

デジタルの手段も選択肢はさまざまで、より“リアルな質感”を与えやすいものを選ぶことができます。

全体発信ではなく個別メール。テキストではなく動画や音声。などなど、より「五感に訴えかけるやり方」を検討すれば手触りがリアリティを帯びますね。なんでもかんでも簡潔でビジネスライクだからこそ、ちょっとの手間暇で丁寧な印象を与えることができます。

非効率と効率を上手に共存させていく。そんなことが実現できるのではないでしょうか。

便利なことに、非効率のよさを残しながら効率化していくにはあふれるほどのツールがあります(笑)。

「どんな非効率を選べば、自分が選ばれるようになるだろう?」と真剣に考えたい方、ぜひ無料相談をご活用ください。ご一緒に考えていきましょう。


■発信者・大鹿のプロフィール
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