写経はあなたの体に文章の書き方を染み込ませてくれる
さぁ、今日はどんな価値を創ろうか?
こんにちは、大鹿です。
noteを開いてくださってありがとうございます。
昨日、時間があったので久々に「写経」をしました。
写経といっても、言葉通りお経を書き写すのではありません。参考になる書き手さんの文章を模写することです。
昨日のお相手はアメリカのコピーライター、ジョセフ・シュガーマン。特に通販広告では右に出るものなし!と言われたコピーライティングの巨人です。
伝説の「ブルーブロッカーサングラス」の広告なんて、何十年も前に書かれたものなのに今見ても惚れ惚れする。達筆さにため息が出る。
私の場合は仕事柄、「広告の写経」を独立前後の2年くらいからかな。欠かさず毎日やっていました。
物好きだなコイツ…と思いました?(笑)
でも、なぜかあんまり語られないことなのだけれど、職業的な書き手、それも文章でガンガン稼いでいる人ほど「文章が上手くなるのに写経が一番ためになった」と言うんですよね。
直接お聞きしたこともあります。作家の方とか。
さらに私の場合、身近に「写経をしてきた」というコピーライターが何人かいたものだから、「自分もやらずにはいられない!」と思ったわけ。
新垣さんもその1人です。新垣さんの、雑音が消えて静かな波打ち際に引き込まれるような文章を読めば、写経の効能が分かるはず。
じゃあ写経って何をするのか? というと言葉通りで、あなたが心を動かされた書き手さんの文章をノートに書き写すだけでいいです。
広告でもいい。ブログでもいい。本でもいい。もちろんnoteもOK。
「書き写すだけ」と言っても、一言一句漏らさず写経をしようと思ったら結構時間がかかります。
また写経をしたからといって、すぐに効果が表れるわけでもありません。時間をかけて体に文章の書き方を染み込ませていく。そんな感覚です。
だからあくまで感覚的な伝え方しかできないのですが、それでも間違いなく、書き手の“呼吸”のようなものがあなたの指の先まで浸透していきます。
ゆっくりと。長い時間をかけて。
それは後々になって書き手さんの文章を見たときに分かると思います。「あ、、自分いま、こんな書き方してるな(できてるな)」って。
私の文章の良し悪しはともかく、「どうやったら書くことが上手くなりますか?」と聞かれたらいつも2つのことをお伝えしています。
1つ。とにかく書きましょう。
2つ。写経をしましょう。
これだけ。“技術を身に着けること”がここに入っていないのは、書き続けていたら「もっと上手くなりたい」という意欲が湧いて人は調べるという行動に出るから。
本や教材を読んだからといって書くことが上手くなるわけじゃない。書くことは書くことでしか向上しません。断言できます。
私の身近にいたノウハウコレクターたちなんて、ヒドイもんでしたよ。高い教材を取っ替え引っ替えばかりして。
どちらかというと、「なぜ買わされたのか」その販売導線を観察するほうがよっぽど勉強になるんですよね。自分が買ってしまっただけに体で分かる。
おっと、話が逸れました。
2つめ。写経。残念ながら、お伝えしても99%の人がやらない。面倒だし、メリットを感じづらいですからね。繰り返しますが私も感覚的にしか良さを伝えられない。
でも、実際に一流の書き手さんの中に、写経を経験してきた人がいるのは事実です。
そしてある意味、これはチャンスでもあります。
なぜなら99%の人がやらないのだから。やれば1%の仲間入りです。
手前味噌ですが私自身、書くことを仕事の1つにできています。私は広告の文章ばかり写経をしてきたこともあり、広告文や広告媒体の記事が専門。
広告だけあって1件当たりそれなりに単価もいただける。コスパは、正直いいです(笑)。
写経の効能を、信じるか信じないかはあなた次第。
私は、人生が変わりました。
今日はこの辺で筆を止めておきます。また明日。
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