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ウンチョした後でトイレットペーパーが無いと気づいたら、あなたならどうしますか。

実体験に基づいたフィクションです。

深夜、親友が私に、
「トイレでウンチョをした後で、トイレペーパーが無いって気づいたら、どうする?」
と電話で聞いてきました。

私は、
「そもそも、座る前に便座をトイレットペーパーでふくから、ウンチョをしてからトイレットペーパーが無いって初めて気づくこともないし、他の人もそうだと思うよ。」
と答えました。

友人は、
「そのトイレが和式だったの!」
と。

私、
「今どき和式なんて滅多なことじゃなきゃ無いでしょ?」

友人、
「それが和式しかなくって、ウンチョしちゃったのよ!」

私、
「う~~~ん、わたしだったら、下着を“甘履き”するかな~?」

友人、
「ア・マ・バ・キ? “アマバキ”って何よ⁉」

私、
「甘噛みってあるじゃん?優しくかむ、アレ。」

友人、
「うんうん。」

私、
「下着はクチビル、お尻はマシュマロだとしたら、マシュマロの形が変わらないくらい、クチビルで優しく優しくかむの。」

友人、
「下着とお尻でそんなことできるの⁉」

私、
「う~~~ん、“腰履き”に近い感じって言えば伝わるかな?」

友人、
「うんうん。」

私、
「でも、わたしってダルダルの下着もパンツもジーパンも履かないから、実際は腰履きなんてできないのよ。だから、甘履きするの。」

友人、
「その甘履きとやらをすると、下着にウンチョはつかないわけ?」

私、
「歩き方にも一工夫あって、せっかく甘履きしたわけだから、下着にウンチョがつかないように、がに股と内股を交互に取り入れながら、クネクネ歩くのよ。」

友人、
「そっ、そうすると、下着にウンチョはつかないわけね⁉」

私、
「いや、でも、結局ついちゃうのよ~。」

友人、
「ダメじゃな~い⁉」

私、
「う~~~ん、気持ちの問題かな。負け試合だとわかっていても、最後まであきらめたくないじゃない?ところで何でそんなこと聞いてくるの?まさか、トイレットペーパーが無い和式トイレでウンチョしちゃったの?」

友人、
「いやね~、たまたま見たアンケートでそういう質問があって、『下着をはかずに隣や近くのトイレまで移動する』『トイレットペーパーの芯やハンカチでふく』『あきらめて下着をはく』『手でふいて、手は洗面所で洗う』『トイレの外に他の人が来るまで待ち、トイレットペーパーを取って来てもらう』とか色々あったんだけど、『その他2%』ってあって、気になったら眠れなくなっちゃって、でも、あんたなら、その他の答えをくれそうだから電話しちゃった。スッキリしたわ。ありがとね。おやすみ。」

ガチャッ。

ツーツーツー。

職場ではツンとしたキャリアウーマンの彼女。睡眠時間が確保できたようで、ホッとしました。

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