ひとりそたぶ664 銃(3回目)

664回目は「銃」です。3回目です。

この所スキが来ません。

ではご覧下さい。

一夜の幻影
漫才/俺はテロリストに育てられ 言われた通りに生きてきた 十六の時初めて銃を手にした

向井:「むかしむかしある所に竹取の翁というおじいさんが居ました。翁は毎日竹を取り生活をしていました」

真中:いきなり導入しないで下さいっていつも言ってるでしょうが。

   一夜の幻影です。宜しくお願い致します。では続きをどうぞ。

向井:「ある日翁は竹を取りに竹ノ塚へ行きました」

真中:竹ノ塚!?竹ノ塚って住宅街だから竹なんて無さそうですけど。しかも治安も悪そうだし大丈夫ですかね……?

向井:「竹ノ塚を散策していると一ヶ所だけ光る組事務所がありました」

真中:組事務所!?ヤバい予感しかしないんですけど!

向井:「翁は光る組事務所を斧で割ると中から女の子が現れました」

真中:良く斧で建物を割れたモンですね!?何となくですけど女の子は借金のカタか何かで攫われた感。

向井:「と同時に怖いおじさん達も中から現れました」

真中:そら見た事ですか!多分女の子よりそっちの方がメインだと思うんですけど!

向井:「斧で怖いおじさん達を蹴散らした翁」

真中:どんだけ凄いんですか!?ヤクザの方もヘタレな感じはしますけど。

向井:「斧を指紋で拭き取り組長らしき人物に持たせて女の子を連れて逃走」

真中:責任を擦り付けてるんじゃないよ!まあでも女の子が無事で良かった。

向井:「翁は引き取った女の子に『かぐや姫』とコードネーム名付けました。」

真中:コードネームって言い方!!翁は竹取ってるだけじゃないんですか!?

向井:「かぐや姫は斧やチャカの使い方をマスターし、一躍有名な人物になりました」

真中:完全に裏社会の関係者じゃないですか!!ほんで斧はまだしもチャカて!!

向井:「ある時その評判を聞きつけた殺し屋達がかぐや姫をスカウトしようと集まり、かぐや姫は組織にどの所属するか迷った為難題を用意しました

    『プーチンの首』『習近平の左足』『金正恩の右足』『エルドアンの左手』『マドゥロの右手』

    誰一人かぐや姫の要求したモノを用意する事が出来ませんでした」

真中:全員独裁者じゃないですか!そりゃしょうでしょうよ!無茶振りが過ぎる!

向井:「しかしある日かぐや姫の様子がおかしかったのです。両親の許に帰らないといけなかったのです」

真中:そう言えば組事務所から引き取ったままだった!まあこれでめでたしめでたし何ですかね?

向井:「両親の許に返してあげると黒いベンツで迎えが来ました。竹ノ塚の怖いおじさん達でした」

真中:いや元の木阿弥!!もう結構!!

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