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音声スタジオRecoの名刺&ロゴデザイン

TVアニメ・ゲーム・広告をメインに活動する企画・制作スタジオ「Reco」のロゴデザイン及び名刺を制作しました。収録された音声波形から形を模索した「音声」ならではの制作プロセスを考案。名刺は透過を活用したグラデーションが気持ち良いデザインに仕上げました。

本記事ではプロセスの一部を紹介します。

クライアント: 株式会社Reco
公開日: 2020年9月
提供サービス: スタートアップサポート


ロゴデザイン

音声サンプリングからアプローチ

ロゴマークは「Reco」と発した音声の波形をサンプリングとしてデザインされています。音声波形の始点から終点まで、振れ幅が大きい点を線でつなぐ。次に頂点を基準に角を丸く施し、柔らかい波線を抽出しました。「Re」の音声となる最初の頂点はロゴの「R」に置き換えられ、残りの「co」に該当する波線をRのスワッシュに結合しています。

風になびく帯を表現

声帯という言葉があるようにスワッシュは帯が風になびくシェイプを再現しています。

名刺デザイン

名刺は透明を活かしたデザインに。「透き通る声」のイメージと様々なコンテンツに共存できるのが音声の魅力と捉えました。

用紙:NTパイル #230

スタッフが増えることも考慮し、個性によってグラデーションを変えれる提案をしました。

プランニング

方向性の模索

大きく5つの案を模索。Aの「Rを一筆書き」をベースにロゴが作られます。

Rを一筆書き
Rを一筆書き 別パターン
波形やベクトル アール・デコ風
アール・デコ風
ロマン

色の考え方

様々な人材と、提供するコンテンツの調和ができる願いを込めて、緑を基準としたグラデーションに。緑は中間色と言われており、暖色と寒色のどちらでも繋がりができる色です。

音声収録の現場では声をそのまま使用することはなく、様々な後処理を行い、コンテンツに挿入されます。その様をグラデーションに込めました。

グラデーションは青を基調としたものも検討。最終的には緑から黄色のものでブラッシュアップします。


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