LUMIX S5Ⅱで砂丘スナップをしてきた話。
こんにちは。しふぉん(@shiifoncake)です。
LUMIXから発表された新製品"LUMIX S5Ⅱ"を一足早くお借りして鳥取砂丘に行ってきました。
今回はその時撮影した写真を振り返りながらお話ししていきたいと思います。
鳥取砂丘を訪れたのは11月上旬。
せっかく行くのであればとお気に入りの"LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S."に加え、ほぼ初めての望遠レンズ"LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S."をお借りしてみた。
実は鳥取に滞在した1日半で、鳥取砂丘を2度訪れた。
1日目から振り返っていく。
着いたのは13時過ぎ。
柵で囲われた砂丘に一歩踏み入れると歩きにくさをすぐに体感することになる。砂場を歩いている時のような足をとられる感覚だ。
入り口を入るとすぐにラクダ乗り体験が行われていた。
人生初砂丘、人生初ラクダだった。
いつか砂漠に行って乗ってみたいなと漠然と思ってはいたけど、ここは砂丘なのでなんとなく体験は辞めておいた。いつか砂漠に行った時に感動は取っておこうと思う。
奥に見える人が登っているところが、馬の背だ。馬の背は標高47m(15階建てのマンションの屋上の高さくらい)、入口付近からこの頂上まで直線距離で約400m、そして最大傾斜は32°あるらしい。その上砂はサラサラしていて一歩踏み出すたびに崩れるため楽ではない。
しかし、砂丘を訪れたら登るしかない。私もトライしてみることにした。
結論からお話しすると意外に大丈夫。ただただ靴の中が砂だらけになる。周りの観光客の中には靴カバーを履いている人や裸足で登る人も。
着いて30分。日が陰ってきて、真っ青な空と砂漠という私の撮りたい画から離れてきてしまったので、気になっていた砂丘の近くにあるコーヒー屋さんへ。
建築家である隈研吾さんが設計された"タカハマカフェ"だ。
木々がふんだんに使われた面白いデザインので、建築好きの私としてはとても興味深かった。
お昼ご飯を食べ損ねていたので、パンと砂丘をイメージしたコーヒーシェイクを。コーヒーは苦くて苦手なのだけど、このコーヒーシェイクは美味しかった。
中々今までSNSでは載せる機会がなかったので、内装も少し。
空の様子を伺いながらゆっくりとしていると、少し晴れてきたので砂丘へ戻ってみた。
このくらいの雲が1番可愛くて好きだなと思っていたのも束の間、すぐに重い雲が戻ってきた。どうやら日本海側ということもあってか天気がコロコロと変わりやすいようだ。
今日はこの辺で諦めて帰ろうと思ったのだが、西の空に光芒が出始めていてせっかくなら夕日チャレンジしてみることにした。
撮影にきていたおじいちゃんとお話ししながら待機していたら、真っ赤な夕日が顔を出してきた。
どんどんと空が赤く染まっていく。
この2枚はLUMIX S5Ⅱ撮って出しの写真である。太陽が沈んでいく前にここまで空が赤く染まることは少ないのではないだろうか。
11月とはいえ風も吹いていて逃げ場もない砂丘、寒さを感じながらも1時間待った価値があると強く感じた。
日は毎日沈んでいくもののじっくりと見る機会は中々ない。写真をやっていると比較的その機会は多いものの、写真を始めるまでは私は殆どなかったと思う。
この日は皆既月食。できれば砂丘から狙いたかったが寒いし帰りの手段が殆どなくなってしまうので一旦駅へ戻り街中から狙うことに。
なんとか曇り空の隙間から月が見えたので、三脚なし手持ち撮影でチャレンジしてみた。
300mm、1/5秒でブレずに手持ちで撮影することができた。正直とても驚いた。
この後すぐに雲で空全体が覆われてしまったので、この日は切り上げてホテルで休むことに。
次の日は朝からミニマルを求めて再び鳥取砂丘へ。
ここからは撮った写真を一気に載せていく。
この写真の枚数からも分かると思うが、とにかく鳥取砂丘のポテンシャルが高く撮れ高抜群であった。
特にこの日は雲一つない理想の空で、2時間近く砂丘を歩き回って撮影していた。久しぶりにここまで写真と向き合った気がしている。
帰りの飛行機も迫っていたのでここで退散。
いかがでしたでしょうか?
たまたま出雲でお仕事をいただいてせっかくならと鳥取まで足を伸ばし訪れた、念願の鳥取砂丘。
ぜひ写真を撮る人も撮らない人も一度は訪れて欲しい場所です。
カメラをもっていく人にはぜひ望遠レンズの持参をおすすめします。鳥取砂丘は広大な面積を誇るだけに、標準レンズではその迫力を収めきることのできない場面が多くありました。
今回は2023年2月16日に発売されるLUMIX S5Ⅱで撮影しました。レンズはS 24-105mm F4 MACRO O.I.S.とS 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.です。
LUMIXの作り出す画は前機種であるS5から美しいと感じていましたが、LUMIX S5Ⅱでは更に撮って出しの美しさが向上したように感じています。
また、皆既月食での撮影でも実感しましたが手ぶれ補正がとても強力であり通常手ブレしないシャッタースピードは"1/焦点距離"と言われる中、300mmという望遠レンズ、1/5というシャッタースピードで女性の力でもブレることなく手持ち撮影を行うことができました。ここまで強力な手ぶれ補正があれば簡易的に手持ちで夜景を撮ったり夜スナップするのには十分であり、三脚いらずというのはとても助かります。
LUMIX S5Ⅱはカメラ初心者の人でも簡単に撮影しやすいカメラなのではないでしょうか。
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