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【抜毛症・うつ】通院日記#03 - カウンセリング初回

しーちゃんのご主人さまこと、調 和緒(しらべ かずお)です。
抜毛症、うつ病といったメンタルの悩みを抱えており、いわゆる健康的な社会生活が難しい状態です。

2024年早春、一念発起して人生何度目かのケアを再開しました。
抜毛症と諸々のトラブルを解消するため、久しぶりに通院(精神科)も始めまして、その経過を記していこうと思います。

今日は三月下旬、カウンセリング初回の記録です。


前回の診察〜カウンセリング初回のあいだ


当面の方針として、

●投薬治療ではなく、心理士のカウンセリングと診療を併せて行い改善策を探る

ということで、同院の臨床心理士さんとのカウンセリングをセッティング。

前回の診察からカウンセリングまでは2週間ほど間があったので、何かしっかり準備しないとな…と思いながらも、結局2日前〜当日にかけてノートに状況や困りごと、思っていることを書き出すくらいでした。

まあ、これ以上の準備といっても思いつかないのですが…

ノートには、生まれ年から2024年までを年表のように書き出して自分史も簡単に整理しました。この作業だってもう何度目かですけども…

この書き出しをしながら、これまでかかったお医者さんや保険適用のカウンセリング、私設のカウンセリングのいろいろなことも思い出しました。

その時々で一生懸命通ったのですが、みんな物足りなかったし、なんなら傷つくことも結構あったなぁ…なんてことを思い出してドヨーンと暗くなるのと、

いやいや、今回の病院と心理士さん(一度挨拶済み)の雰囲気はこれまでと違う感じがしたし、きっと大丈夫さ!

という思いが交錯して、どこかソワソワと過ごしました。

カウンセリング初回


非常に丁寧に聴いていただけました。
「上手にお話しできるかわからないので」とお断りした上で、手元にノートを開いて臨みました。
問診票やカルテなどは確認済みとのことでしたが、今一度、私から直接相談内容を話すことに。

私が困っていることとして

・メンタル、体調共に整わないまま長く経ってしまい、社会生活を送るのが難しい
・責任を持って人間関係や仕事を継続することができない
・一つの仕事案件が終わると寝込んで2〜3週間使い物にならない
・両親や元夫の心ない言動をフラッシュバックしてしまい生活に支障がある
・抜毛症が小三の時からずっとあり、このことがずっと重く心にのしかかっている
・抜毛症が落とした影が、大人になってからのうつにも大きく影響していると思っているが解決に至らない
・抜毛症について、親から激しく叱責されたことしかなく、その傷心が最近とても疼く

ということを伝えました。

そこから、抜毛症についての確認をされました。
どのような時に抜いてしまうのか、とか、特定の抜いてしまう部位があるのか、とか。

そのやり取りの中で、以下のようなことも話しました。

抜毛症としてはレアケースかと思うのですが、私は発症のきっかけがはっきりあったこと。
そのきっかけになった出来事が、まあ一応解決した後も抜毛をやめられなかったこと。

抜いたときの行動や心もち(抜くとなんか気が済む)、
母親に見つかるとヒステリックに怒られたこと、でも父親は私のこの状況を知らなかった(母が隠していた)こと。
抜毛をやめられなくて、自分は頭おかしいのかな?と毎日死にたいと思っていた小学生の頃のこと…など。

あとは、これまで通った心療内科では、なぜか抜毛症については後回しで大した対応をされなかったことや、何年も通った心療内科で「あなたうつ病じゃないですよ」と冷たく言われた経験のこともお伝えしました。

それを受けて、

抜毛の相談というのは実は多いし、これまでの医療機関で味わった対応は「なぜ?」という感じということと、
アディクション(嗜癖)への対応ということになるが、この病院はそのような取り組みに力を入れている。これからカウンセリングを重ねながら、じっくり取り組んでいきましょうということを力強くお伝えいただきました。

抜毛という行為で、何かしらの危機的な状況から精神的バランスをとっている状態なので、急に抜毛行為をやめるとバランスが崩れてしまう。ゆっくりと「何だか抜くのが減っているな」という状態にしていけると良い、ということも確認しました。

また、カウンセリングの時間内でのお話しってこのくらいのボリュームです、愚痴や悩みなど話したいことを何でも話してください、とか、日常のメンタル面の具体的なアドバイスも受けられて、今後のカウンセリング継続のイメージが少しつかめました。

診察の方で確認した、睡眠の改善なども共有されていて心強かったです。

めっちゃホッとした


抜毛症のこと、それにまつわる親の対応、子供の頃の苦しい思いについては、私にとって今現在もとてもつらいことです。なので、話しながらしんどくて泣いてしまいましたが、しっかり聴いていただけました。

そして、その上で見解もしっかり話していただけたので非常に安心しました。

きっと基本的なことで、自分でいろいろ調べた時にみたことのある情報でもありましたが、やはり自分の現状を共有した上で「こうですよ」と教えてもらえるのは、心強さが全然違う!

つーか、過去に私が通った医療機関での対応って何だったんマジで??と思いましたが、まあ時代とか時機がやっと巡ってきたということにしておきます。
(実際、自分としても順序立ててお話しできるようになったのは最近のことだしね…イヤイヤそれにしてもさぁ…ブツブツ)

とても嬉しかったのが、
「これまでお一人で抱えてこられましたが、一緒に取り組んでいきましょう」という言葉。

私は自分で思っていた以上に、誰かに聴いて欲しかったんだな…と思い、また涙が出てきました。ちゃんと理解のある人に聴いてもらえてよかった。



というわけで、今日はここまで^^

何だかホッとして、その日の帰り〜翌日は近年まれに見る軽やかな気持ちで過ごせました。

ただ、その反動で直後に「なんかバチが当たるんではないか?」「こんなにいい思いをしたのだから、現状のままではいけない。すぐに何かを追加してやらなければ」的な根拠のない不安にも襲われたのですが。

このことも、次回の診察やカウンセリングで話してみよう。そうしよう。

いいことの後に反動でこんな気持ちになる…という感情の大きな振れ幅、自分の中では当たり前すぎて今まで気づかなかったのですが、これってストレスチェックみたいなやつによくある項目ですよね。おー、私これだったのか!

やっぱりこうして振り返りも言語化してみると、気づくことがあるもんですね。
ブログ書いてみてよかったよかった^^

次は診察の3回目です。
無駄に焦ったりせず、ゆったり深呼吸を心がけながら過ごそうと思います。

ではでは、また!

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