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お母さんのニンジンケーキ

幼稚園だったころ、母がよく作ってくれた思い出の味。しばらく行方不明になっていたレシピを母が発掘し、姉と私に共有してくれました。早速、それぞれの家で作ってみたところ、姉も私もレシピ通りの焼き時間では生地が固まらず。これが、よく言われる「オーブンごとにクセが違う」っていうやつなんでしょうか。結局、レシピの3倍ぐらいの焼き時間でようやく完成しました。

昔の思い出の味って、かなり美化されてるもんで、とにかく「めっちゃおいしかった」としか覚えていない。完成したケーキを食べてみると確かにおいしいけど、こんな感じだったかなあという感じ。でも、夫には大好評で、甘いものにはあまり興味がなく、かつ、食にうるさめの夫が、「これはお金を払って買うレベルにおいしい」と言ってくれた!ありがとう、お母さん。(スーパーハラペコで食べたせいかもしれない)

これから何度も作ってベストな味に調整したいので、備忘のためにレシピを残しておこうと思います。

レシピA
①粉 175g、BP 小1、重曹 3g、シナモン 小1をふるってボールに入れる。
②砂糖140g、オイル 150g、卵2個を割りほぐして3回に分けて加える。 
③人参140gのすりおろし、ラム酒漬けレーズン 30g、クルミ 30gを刻んで入れる。
④170~180℃ 20分
レシピB
①サラダ油 1/4カップ、薄力粉2カップ、砂糖2カップ、卵4個、BP 茶さじ2、重曹1、シナモン2、人参(中)3本(すりおろしたら3カップ)、クルミ1カップを混ぜる。
②160℃ 1時間

レシピBがもともと母が習ってきたオリジナルレシピで、レシピAが母により変化を遂げたバージョン。おそらく、子供の頃よく食べていたのはAだと思われる。

今回はレシピAで、粉は全粒粉と小麦粉を2:1、砂糖は110gに減らし、180℃で50分ほど焼きました。シナモンは家になかったのでナシ。次回は、砂糖と油をもうちょっと減らしてみよう。

2021/8 追記

二度目のチャレンジ。

今回は、全粒粉100g、小麦粉75g、てんさい糖100g、米油130gで作ってみた。180℃で40分。全粒粉はこれ以上増やさないほうがよさそう。油を減らしてみたけど、もう少ししっとりしたほうがいいかも…。砂糖は100gで十分。

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