コミュニケーション目的で英語を勉強するなら、最新のリアリティショーが効く
ネイティブイングリッシュスピーカーとコミュニケーションを取るなら、最新のリアリティショーを観まくるのが1番効くな、と思っています。
私の英語のスピーキング目標は、ネイティブライクにしゃべることではなく、ネイティブとも英語がちょっと苦手な非ネイティブともコミュニケーション可能な、なるべく簡単でシンプルな英語を喋れるようになること。
理想のスピーキングスタイルは Peppa Pig です。笑
I don’t think I have got to speak native-like English, but I try to speak communicable English.
でも、それだけではどうしようもないのがリアルなリーディングとリスニング。
ネイティブと一対一なら会話できるのに、グループの中に入ると全く会話についていけなくなる人におすすめしたいのが、リアリティーショーの鑑賞です。
※ 勉強目的であれば、Peppa Pig を英語字幕なしで100%近く理解できるようになってから挑んでください。そうでなければ Peppa Pig 鑑賞の方がオススメです。
なるべく、最新かつ、普段喋っている相手と年齢が近い人たちが出演しているものがいいです。
私的にはこれがドラマより効きました、、、!
今から一年半くらい前、はじめてネイティブ3人と私(純ジャパ) みたいなシチュエーションの飲み会に誘われたのですが、会話内容、20%くらいしか解らなくて撃沈しました。
そこから一年半、理解度が低かろうが、純ジャパ1人だろうが、「誘われたらとりあえず行く」を続けた結果、今なら体感80%くらいは会話内容が解るようになったし、会話に混じれるようにもなりました。
60%くらい解るようになってきた!と感じたのは、 The circle と Too hot to handle を英語字幕で通して見た後すぐでした。
The circle は、あ、そういうイディオムほんとに一般人も日常で使うんだーって思えるし、カジュアルかつ最新の表現を学ぶのに良いです。定期的に emoji って単語が出てくるのも、きっと日本人のツボに入るはず。
Too hot to handle のフェイク感はすごいけど、下世話な英単語を学ぶにはうってつけです。ある程度下品な英単語とかノリとか知ってないとなかなか女子トークに混じれない。。。今では男の愚痴を流暢に喋れるようになりました。
なるべく一般人に近い人のリアルな英語に慣れることが大切です。
あと、実際に誰かと英語で喋っている時にはつけられない字幕が見れるのが良いです。細かい時制や前置詞の間違いなんかを、自分自身で訂正できる機会になります。
ドラマのが好きなんだけど!という方もたくさんいらっしゃると思うのですが、ドラマから英語を学ぶ場合も、なるべく最新の、かつご自身の年齢に近い主人公のものを見られた方がよいと思います。
ただ、聞いてください。
私めっちゃ Sex snd the city にハマって一時期観まくってたんですけど、それをアメリカ人に話したら「それただのエンジョイのため?英語勉強するため?英語の勉強のためならやめた方がいいよー。古すぎるし死語てんこ盛りだから」って言われたんですよ。
でも好きだから見続けてたんですね?
結果。
先日、桜を観に日本に遊びにきている友だちのアメリカ人(違う子)のママ(白人)とお話したところ、体感95%くらい理解できました。
イツメンの英語よりはるかに解りやすかったんですけど、どういうこっちゃ。
きっと Sex and the city 効果です。
知らんけど。
テーブル内訳は、ママ、私、アメリカ人2人、イギリス人1人、フィリピン人1人だったので、多分そんなにしゃべり方の調整はしていなかったはず。
めっちゃ早口でおしゃべりなお母さんだったんですけど、喋り方がキャリーたちに近くて聞き取りやすく感じました。
そもそも、年配の方の英語の方が「習う英語」に近くてわかりやすいと感じます。
↑わりとリアルにこれ。
ある程度英語ができるようになってきて思うことは、英語は本当に幅が広いということ。
私が聞き取りやすいと感じる英語は、
アジア系のアメリカ人/カナダ人→白人アメリカ人/カナダ人→南アフリカ人→フィリピン人→RPよりのイギリス人。ここから外れると一気にリスニング力が落ちます。(オンライン英会話の先生みたいな、ESLへの理解が深い人ならどの国の人でもだいたい大丈夫ですが、、、)
結局、聞き慣れているか慣れていないかって、かなり大きい。
日々すごいスピードで新しい言葉が生まれているし、よく使われる言葉にトレンドがあります。
国籍だけでなく、年齢や人種によってよく使う言葉も変わります。
例えば、私の周りのあさらーが使いまくっている “I’m down for” (賛成 / いくいくー的な) フレーズは、35才以上は使わないようで、彼らは “I’m up for” の方をよく使うそうです。逆に私の周りだと、たまーにイギリス人とカナダ人が使うくらい。
コミュニケーションを取りたい人が誰かをハッキリさせることが大切で、その人に近い年齢、国籍、人種の人たちが出ているYouTubeなりリアリティーショーなりを観ることが近道だな、としみじみ感じる今日この頃です。
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