株式会社ゆめみのウェルビーイング担当取締役に就任しました
こんにちは、junzです!
2022年4月から株式会社ゆめみの取締役に就任しました。2001年にアルバイトで入ってから20年以上の関わりの中で、ひとつ大きな変化かもしれません。
ちなみに、ジョン万次郎のように国家間の橋渡し的な動きをしているところから当時の対話委員会メンバーからもらった「ジョン」というニックネームをココ数年使っています。
これまでの活動の延長にある”ウェルビーイング”
今回チャレンジ取締役制度を通じて選任されたんですが、2年間の任期で担当する領域は「ウェルビーイング」。
今回の話を受けて、社内コーチとしてパーソナルコーチングやシステムコーチング®の実施や、対話文化醸成のための委員会活動、といったこれまで地道にやってきた活動が評価された感覚もあり、声がかかった時は嬉しかったです。そして、そういった活動がウェルビーイング経営を推進していく上で重要なものであり、継続して活動していきたいです。
経営に関わる意味は?
・・・と同時に、自分が経営に関わる意味って他には何があるんだろう、ということも考えてみました。
すると「小さな声に耳を傾け、それをテーブルの上に乗せる」ことなんじゃないか、という言葉が浮かんできました。
会議体やチームといった様々な”場”では、目に見えない空気・文化があり、本当の意味で思ったことが素直に出せる場もあれば、言葉にすることも難しくなることもあると思います。
僕はこの「言葉になっていない声」を触りにいくこと/表現することが、自分の役目ではないかと感じています。それは、新しく始めたことではなく、コーチングや対話の場では自分の中やチームの中にある声に耳を傾けてきた、というこれまでの延長線上にある感覚もあります。それを、会社というシステムの中にある”小さな声”をいかにテーブルの上に乗せるかということだと思っています。
なぜ小さな声に耳を傾ける必要があるのか
それは今の「正解という正解がない世の中」には”この場に出ていない声”が変化・変容における重要な鍵となる可能性があるからです。
組織を運営する上での意思決定の判断基準は、エビデンスがあり、確度が高いかどうかであり、といった”確からしさ”が未だ軸にあるように感じています。逆にいうと、一人一人の中で”確かではないかもしれないこと”の多くが過去の経験を基準に捨てられてきたということでもあります。
ゆめみでもJIKKEN文化と銘打ち、チャレンジすること、コンフォートゾーンから飛び出ることを推奨していますが、実際、多くの実験が飛び交っている状況ではないように見えています。場の空気を読みすぎる、よくもわるくもサラリーマン気質文化を未だ感じています。
そうやって空気を読みすぎて捨てられてきたことの中には、実は、変化に繋がる種があったかもしれません。「正解という正解がない世の中」では変化しつづける組織であることが必須だと感じています。その”変化に繋がる種”にスポットライトを当てたいし、こういう声を出してもいいよ、という場の合意を創っていきたいと思っています。
おそらく今のゆめみには僕には解決できない問題だらけだと思います。ただ、幸いにもさまざまな問題解決のプロフェッショナルが揃っています。だから、僕の仕事は問題になる前の"モヤモヤ"とするような”小さな声”を取り扱い、JIKKENしていくことなんだと思います。
ディープデモクラシーと内的役割
システムコーチング®では目に見えないものを取り扱うことが多いのですが、その中で登場する言葉に”ディープ・デモクラシー(深層民主主義)”と”内的役割”というものがあります。
この言葉を借りるならば、僕は、ゆめみというシステムのディープデモクラシーに触れに行くという内的役割で場に立ちたいな、と感じています。
もちろん、その場に出ていない声に触れに行くことは「怖い」部分もありますが、そこに触れに行けるのも”新任”であり”チャレンジ取締役である”という特権があるからだ、とも思っていて、気づけば2年経ってる、みたいなことになる前にフレッシュさを武器にまずはアクションしていきたいと思います。
最後に
最後に、改めて自分にとっての「ウェルビーイング」な状態とは何か・・・
そんな自分でいたいし、そんな組織であるような意図をゆめみに対しても注ぎ続けたいと思います。
※ システムコーチング®はCRR Global Japanの商標登録です。
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