いじめられている人が気を使わなければいけないのはなぜ？

※今回は少し重いテーマになっています。苦手な方はこの記事を読まないことをお勧めします。

こんにちは。かたつむりです。

私は幼い時から頑固でわがままで思ったことをなんでも口に出してしまうちょっとめんどくさい性格です。そのせいなのか保育園の時から小学校を卒業するまでいじめられていました。

靴隠しや陰口、暴力。他にも色々なことをされて今でも思い出すだけで涙が出そうなくらい辛かったです。
仲のいい友達が1人もいなかったわけではなかったので、その時は友達が止めてくれてました。本当に心優しい素敵な友達に感謝の気持ちでいっぱいです。

私がいじめられていたことを先生に言うと、当時真面目でもなく成績も悪かった私の話は相手にしてくれず、大人は理解してくれる人が誰1人いませんでした。
信用がある人の悩みは受け止めるの？言うことを聞く児童しか相手にしないの？そう考えただけでとてもつらい気持ちになります。
確かに子どもの中で起きているいじめは大人の目がなく、話に追いつけないのもわかりますが、私の場合話も聞こうとしてくれませんでした。

私はいじめが原因で不登校になりました。本当は学校に行きたい。友達と公園で遊びたい。明るいクラスに私も混ざりたい。でも「いじめられたくなければ学校に来るな。」といじめっ子に言われてから私は人の目を気にするようになり、人から嫌われるのが怖くなってしまいました。

なぜ私が不登校にならなければいけないのか。確かに不登校は自分でした選択だし、いじめから逃げるためでした。ですが、いじめられている被害者がなぜこんなに人の目を配慮して生活しなければいけないのか。

今問題になっているのはSNSでのいじめや誹謗中傷。
「アンチを書かれたくなければSNSに投稿するな」
この言葉よく聞きますよね。

なぜ？

この言葉、「不審者に襲われたくなければ家から出るな」って言ってるようなもんじゃないですか。
なぜSNSに投稿している本人が気を使わなければいけないの？(これは時と場合によると思います。ご了承くださいませ。)

しね。きえろ。
この言葉で何人亡くなっているのでしょうか。
じさつをしてしまった人は私の不登校と同じ、誹謗中傷やいじめから逃げたかったり、じさつという選択をしたのでしょう。

でも何回も言うようですが、なぜこんなに気を使わなければいけないのでしょうか。

「言葉は簡単に人を殺すことができる」
本当にその通りだと思います。

ひとりひとりの思いやりや心がけが大切になんです。いじめや誹謗中傷を100％なくすことは不可能です。ですが、少なくすることはできると思います。
心優しい人たちが増えてお互いに平和に過ごせることを私は願っています。