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海外旅行は「世界平和」を叶える第一歩だと思う

こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩です。

今日、2018年8月15日は、73回目の終戦記念日です。

戦争に関しては、映画「この世界の片隅に」も劇場で見たし、小説「永遠の0」はイタリアに向かう飛行機内でひとり号泣しながら読んだので、テキストや映像ではたくさん知っています。

でも、どれだけ目で見たところで、空から雨のように爆弾が降ってくる恐怖は、想像できないよなあ…。しかもそれを落としているのが、同じ人間だなんて。

今はもう亡くなってしまいましたが、私の祖父も、あと数週間終戦が遅ければ、鹿児島から発つ”神風特攻隊”に招集されていたらしい。この話題を、祖父が”何気ない会話のひとつ”として発していたことに、ものすごく鳥肌がたったのを覚えています。

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海外旅行にいきはじめる前までは、ニュースで報道される「米国がイラク侵攻」「ウクライナ内乱」「ニュージーランドで地震による死者多数」などを見ても、自分とどこか切り離された世界で起こっていることだと、「他人事」のように思っていました。

同じ地球上なのに。

自分と同じ人間がそこでは理不尽に命を落としているのに。

でも、今は違います。

トルコで、政権不安によるデモで死者発生と聞けば「カッパドキアを案内してくれたガイドさんは大丈夫だろうか」と思うし、トロントで銃の乱射事件が発生したと聞けば、「留学先やホームステイ先に近くないだろうか」と調べて。

これまで50カ国ほどを旅してきましたが、訪れたその土地はもちろん、そこで会った人の母国も、「どこか別の世界」ではない「自分と関係性をもった国」へと変化しました。

日本は近々に戦争に参加することはないだろうけれど、私がその参加決定権をもつ人間であったら、自分の友達がいる国に爆弾を降らせようなんて、言えない。わたしだけでなく、普通の人間なら思わないはず。いくら政治的な理由があろうとも、戦争以外の手段を模索するでしょう。

一人ひとりには政治的権力はないかもしれない。

でも、決定権を持つ政治家、そして彼らに投票するわたしたち国民、そして世論を動かすメディアの中の人が、世界中に友達がいて、彼らの平和や安全を願えるような世界になったら、この世界はもっと平和でフレンドリーな世界になるはず。

「旅をする」ということ。

それは、ただ滞在中をEnjoyする「瞬間的」なものではなく、そこでの出会いや感動が一生心の中に残る「永久的」なもの。

いつも私は「絶景」という切り口から、国内外へ出掛けてもらうことを発信する仕事をしています。そのきっかけが「絶景」でなくてもかまいません、どんなきっかけでもいいから、ぜひ国境を超えて、新しい世界に訪れて見てほしいなと、思います。(きっかけが絶景だったらなお嬉しいけどw)

今、日本人のパスポート所持率は「約25%」です。

(参照:外務省HPより)

思ったより少なくありませんか?

私は最初この数字を見た時びっくりしました。

日本では、島国で海外が物理的に遠い、長期休暇が取りづらい、など阻害要因もたくさんあります。でも、だからこそ、LCC等で海外旅行に行きやすくなったこの時代、外に出てみるべきではありませんか?

だって日本では出会えないような新しい出会いが、そこには広がっているのだから。

海外旅行は「世界平和」を叶えられる第一歩だと思う。

世界が平和でなければ海外旅行は成り立たない。

だけど、みんなが海外旅行をするからこそ、世界が平和になったらいいな。

わたしは、そう思います。


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(この記事はここで終わりです) 

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