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大手企業からスタートアップへ転職して実際どうだった?40代エンジニア3人に本音インタビュー!

こんにちは、dotDの時田です。

一般に、大手企業からスタートアップへの転職は不安もある方も多いと思います。ましてやキャリアを積んだ40代になって初めてのスタートアップなら尚更です。

そこで、40代でdotDに入社したエンジニア3人にインタビューを実施!どうしてdotDに入社を決めたのか、そして、入社して実際どうだったのか、本音で語ってもらいました。

dotDのエンジニアがどんな環境で、どんな仕事をしているのか、少しでも伝われば幸いです!

今回インタビューしたのは、こちらの3人です!

田中 敦斎たなか あつよし / Senior Director
福田 諭ふくだ さとし / Senior Director
遠藤 俊輔えんどう しゅんすけ / Cloud Architect

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dotDに入社した経緯、理由

ーdotDに入社した経緯や理由を教えてください。

田中:新卒でアクセンチュアに入社し、約12年間在籍しました。主に製造業、金融業、官公庁系のインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしました。当時のアクセンチュアはベンチャーに近かったのですが、社員が6,000人を超えたあたりから、自分は小さい組織の方が向いていると思い、途中でグループ会社のアバナードに転籍しました。そこでは現場のPMと並行して部門責任者として部門メンバーの採用、育成、評価といったマネジメント業務を行っていました。

ところが部門が60人から110人くらいまで増えたところで、どうしても現場のプロジェクトに関わることが減ってきました。定年まであと20年で折り返し地点だなと考えたときに、これまでと同じような20年では自分自身のスキルアップには繋がらないと思うようになりました。大きい会社では組織の歯車みたいになってしまうので、小さい組織で組織を作るところからやっていきたい、その中で現場への関わりをもっと増やしたいと考えていたときに、dotDと出会いました。

福田:新卒で日立製作所に入社し、主に日立のパッケージソフトの開発を20年ぐらいやってました。転職のきっかけは、年をとって自分で手を動かすことが減ってきていて、もう少し自分で手を動かしたい、最後まで技術者でいたいと思うようになったことです。

また、2012年から2016年までアメリカの日立の子会社に赴任して現地のインド人と一緒に開発をしていて、そのときに自由にものを作れたなという思いがあって、外に出るのもいいなと。もう40代も中盤なので、最後のチャンスだと思いチャレンジしました。

実はアメリカから帰ってから一度転職活動をしていて、スタートアップも探しましたが、大体給与が下がるんですよね。家族にだめと言われて(笑)。dotDはその点、給与が下がらないことも決め手になりました。

遠藤:新卒でアクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズ(現アクセンチュア)に入社しました。約11年間、大半を小売業の基幹システムのプロジェクトに携わっていました。田中さんとニアミスしているんですが面識はなかったですね。
アクセンチュアは完全分業で、後半はシステム開発を海外のデリバリーセンターに任せて日本では開発しない状態になったので、開発がしたくてリヴァンプに転職しました。そこでも同じく小売業の基幹システムを約4年間やっていました。ただ、企業の基幹システムって一般の人が使うものではないので、家族に何を作っているのか説明できない状態に悶々とし始めて。「これを作っているんだよ」と話せるものが作れるといいなと思っているときに、ちょうど大学の研究室の先輩であるCOO古澤に会って、「スマホアプリに興味ない?」と誘われたのがきっかけです。

とりあえず副業で入り、半年ほど働きましたが、SlackでdotD社員が和気藹々と仕事している雰囲気が見えて、すごく印象が良くて。副業の期間も自由にやらせてもらえて、開発の面でも自由度が高い会社だと感じてそのまま入社しました。

PJメンバーと和やかな雰囲気で打ち合わせをする遠藤(右)

担当している業務内容、やりがい

ー「現場に携わっていたい」という思いは共通していますね。それではdotDに入ってからの仕事内容について教えてください。

遠藤:onedogを担当しています。バックエンドエンジニアとしてチームに入り、今はエンジニアチームの管理をしています。ユーザーさんの声を直に聞くことができるので、それを改善に生かすこともできますし、障害をすぐに直したことに感謝されて、「引き続きonedog使っていきます!」という声をもらえたりしたのが嬉しいです。これまでの企業の基幹システムだと使っているユーザーさんの声というのはあまり聞けなかったので、直の声を聞けるところが一番いいなと思っています。

田中:普通だとエンジニアって、お客さんのやりたいことを業務コンサルの人が業務要件に落として、システムコンサルの人がシステム要件に落として、実際の設計からエンジニアが入ってくるので、エンドユーザーと触れ合うことがない。そういうのはまったくないですよね。

私は銀行の新しいアプリを作ろうとしていて、どんなアプリが良いのかという検討段階から携わっています。企画を元にモックアップをdotDで制作して、モックアップを元にユーザーヒアリングをしました。フィードバックを得て、これから企画の見直しをかけていきます。
今までSIの中のインフラの領域にしか携わってこなかったので、dotDに入って、これまでやったことないことをこの年齢になって経験しました。情報システム部門以外の人と関わることも初めてでした。今までやったことのない仕事は、自分ができるんだろうかという不安もありつつ、とてもやりがいを感じました。

実はアバナードの後に1社、ITのベンチャーを経験したんですが、いわゆるSESとしてのプロジェクトが多く、自身の役割が限定的に感じることが多かったです。「これ10年くらい前にやった仕事と同じだなー」という思いがありましたが、dotDはまったく違う。もちろん丸投げではなくフォローもしてもらえる。フォローする体制がありながら、ちょっとずつ自分にとって新しい領域にチャレンジできる器の広い会社だなと思います。

福田:私は大手企業様の物流システムの改革に近い仕事をしています。ユーザーさんも一緒になって、システムだけでなく業務自体を立て直すというプロジェクトです。チームにはdotDのデザイナーにも入ってもらって、かっこいいだけでなく使いやすいものを作ろうと取り組んでいます。
お客様に喜んでいただけていて、予算もどんどん大きくなっています。また、ユーザーさん向けのプロモーション動画制作にも携わりましたが、これは前職ではできなかったことですね。

dotD随一の愛されキャラの福田(右)

入社後に感じたdotDの魅力

ー皆さん、前職では経験できなかったことにやりがいを感じてるんですね。入社して良かったと思うところはどんなところですか?

遠藤:エンジニア以外の人と仕事ができることです。今までは完全にエンジニアの中で仕事してたので、そこが全然違うなと思います。例えば、営業の近藤さんがとってきた仕事だから成功させようとか、デザイナーの山崎さんがデザインしたものを実現したいから頑張ろうとか、仲間のために頑張ろうという意識を持って仕事できるようになったのが大きく変わったことかなと思います。みんなにリスペクトがある感じがいいなって強く思います。
onedogのカフェのイベントもエンジニアとしてではなくdotDの担当として当日参加できました。

田中:たしかに、dotDはエンジニアだから、デザイナーだから、という部門間の垣根がないですよね。経営層含めエンジニアへの理解があることも大きいかもしれない。みんな一緒にプロジェクトメンバーとして同じ目標に向かってる感があって、やりやすさにも繋がっている気がします。

福田:技術者目線では、ツールの制約がないことが大きいです。社内で利用するソフトウェアやツールを厳しく管理されていて、開発でも、例えばGitHubは使えなかった。Slackなども使えなかったのですが、世の中のトレンドから置いて行かれてるなと。そういうところが自由に使えるようになったのは良かったところです。あとは、これまで社内の会議が多く、幹部向けの資料などを作らなくてはいけなかったんですが、dotDではだいぶ少なくなったのは良かったですね。

田中:私も前職はメールがメインでした。dotDに入ってSlackがメインでメールは基本禁止というのは慣れるまでに時間がかかりましたね。たくさんのチャンネルからすごいスピードでチャットが流れてくる。追いかけるのは大変ですが、仕事のスピードは格段に早いなと。リアルタイムに近い感じでコミュニケーションが取れるのですごくいいなと思っています。

Division(部門)の垣根を越えて社内メンバーと談笑する田中(右)

ー皆さん大手企業を経験していますが、大手とのギャップがあれば教えてください。

遠藤:大手は分業が進んでいて、エンジニアはエンジニアの仕事しかしません。スタートアップは、先ほどのonedogカフェのように、エンジニア以外の仕事も経験できるので、僕はその経験ができたことがよかったなと思っています。大手ではなかなかできないので。

田中:スピード感が全然違いますね。外資だったのでグローバルの意向が強く、そこで定められたプロセスに基本的に従わなくてはいけなかった。だから一つの案件を始める・始めないの判断に時間がかかる。1〜2ヶ月かかることもあります。dotDは経営陣が近いところにいるので、すぐに経営陣と話して、「それで行こう」とスピーディーに意思決定できる。そのスピード感は大手では難しいんじゃないかなと思います。

福田:大手だと、情報漏洩なども厳しいから、新しいツールを導入するときは運用ルールを作るというところから始めるんですよね。ルールの策定は2〜3ヶ月でも難しいんじゃないかな。dotDはまずは小さく試してみるという文化がありますね。


今後の目標

ー個人や組織として、今後やりたいこと、ありたい姿を教えてください。

田中:Development Divisionとしては単純に人を増やすというよりは、一緒に仕事ができる人、スキルマッチする人と一緒に内容を充実させながら広げていく方向です。
エンジニアだからといっていわゆるSIの中のエンジニアにとどまるのは違うと思っていて、新しいことにチャレンジする文化を作っていきたいです。エンジニア発のプロジェクトや事業をやろうよ、という雰囲気が高まっていくといいなと思います。

福田:日本におけるエンジニアの立ち位置って弱いと思っていて、もっと強くしたいなという思いがあります。例えば営業だと売上などわかりやすい結果が見えるけどエンジニアは成果を何行書いたかで測るのは難しいので、能力が外に見えづらい。そういうのを外に出せる人の育成を考えていきたいです。皆が生き生きと開発ができて、しっかり対価が得られる、そんな形を目指していけたらと思います。

遠藤:個人としてはエンジニアであり続けたいというのがあって。エンジニアとして守備範囲を広げていきたい。キーワードで言うとフルスタックエンジニアという人になりたいと思っています。最近はやったことなかったAndroidアプリの開発もたつみさんに弟子入りしてやれるようになりました。組織としては、シニアの採用はもちろん、若手エンジニアもdotDに入ることで成長できるような体制を整えていきたいです。


dotDに向いている人物像

ー最後に、dotDに向いている人はどんな人だと思いますか?そのほかメッセージがあればお願いします。

田中:テクノロジーに対する情熱も重要ですけど、それ以上に新しいことにチャレンジする気持ちの方が重要かなと思います。40代になったからと言って年齢だけでマウントを取るのは違いますし、これまでやってきた「予熱」でやり過ごそうとする人は向かないですね。強みを生かしつつ、いくつになっても新しいことにチャレンジできる方が向いているかなと思います。
dotDという組織はフラットなので、その中で自分の居場所を見つけられることは重要です。わからないことは教えてくださいと言える素直さと、やったことないけどやってみようと思える好奇心が必要だと思います。

遠藤仲間と助け合いができる人が良いと思います。エンジニアの中でも「これしかやりません」という人がいますが、そういう人は合わないかな。あとは色々興味があって、色々やってみたいという気持ちがある人ですね。例え自分より一回り以上、年下の人に教えを乞うことになっても、それに抵抗がない人が向いていると思います。

福田自分から仕事や目標を見つけて、実行することができる人が向いていると思います。あとは、私みたいな日系メーカー40代中盤の人でもうまくやっていけているので、外資系やスタートアップ出身じゃなくても活躍できるよ、ということを伝えたいです。

Development Division(エンジニア部門)のメンバー

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以上、40代エンジニアインタビューでした!

dotDでは3人のように熱い思いを持ったエンジニアを募集中です。興味を持ってくださった方はお気軽にご連絡ください!


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